Diary

ほし組です


昨日外へ遊びに行った時、NちゃんA君、A君、K君とS君が大好きな場所の一つ廃材置き場で遊んでいました。「ここから登ってここは降りる所ね!」と言い廃材の合板を保育者と一緒に目的の場所まで運び、高低差がある場所にも置き「先生はここでビョンビョンって(ジャンプ)して!」と板を登ったり降りたりしては、板が撓ったりトランポリンの様になる感覚を繰り返し楽しんでいました。一見、同じ事の繰り返しとも見えるこの遊びですが、どうやったら手を使わずに登れるか、転ばない様に降りるにはどうしたらよいか等子どもたちなりに考えて何度も挑戦し遊ぶ姿からは、力強さやたくましささえ感じます。板が撓る感覚を楽しみながらNちゃんは「楽しい〜!」と一言叫び、満面の笑みを見せてくれて、また板を登り遊びました。本当に楽しいと思い遊んでいる時の子ども達の何とも言えない表情を見る事が出来ると私達も今日保育園に来て良かった、この仕事をしていて良かったと思わされます。また、子ども達が身体を休めて眠っている時間帯に私達保育士は、保護者の方にお子様の一日の様子をお伝えする為に連絡帳を記入したり、子どもたちの寝顔を見ながら一日の保育を振り返りの時間を持ったりします。その貴重な時間を大切に使い、私達も子どもと一緒に少しずつでも成長する事が出来ればと思っています。ここで眠る前の、ほほえましいエピソードをご紹介いたします。Nちゃんの事が大好きなA君。この日はたまたま布団が隣同士だった為、寝る前からA君は喜びを隠しきれません。Nちゃんが食事の後片付けが終わるのを待ち、布団に横になると、A君は「Nちゃん手〜(繋ごう)」と声を掛け、二人は手をつないで仲良く寝ていました。その後、先に寝てしまったNちゃんを横にA君は2、3回手のつなぎ方を色々と考え、一番しっくりくる握り方でやっと眠りにつきました。A君はどんな夢を見ていたのでしょう。その一部始終を見ていた担任は気付けば疲れもどこかへ吹き飛び、子ども達から元気をもらう事が出来ました。そしてこの可愛らしい光景を私達だけで独り占めするのは勿体ないと、シャッターチャンスを逃すことなく写真に収めました。今でもその光景を思い出しては微笑んでしまいます。そして今日、この様子を連絡帳を通してお伝えしていたA君のお母さんから、「家族みんなでその光景を想像し笑ってしまいました。」というお返事を頂きました。大好きな友達がいるって本当に素敵な事です。
 皆様、良いお休みをお過ごしください。
 
2013年06月14日(金) No.1036 (保育日記)

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