保育日記

sometimeｓ

桜が咲き、春真っ盛りだと思っていたのに昨日は信じられないほどの雪。例年なら暖かいイースター礼拝が冬のような天気になるとは誰が想像していたでしょうか。そんな昨日の天気に、「春が来たと思ったら真冬に逆戻りしてしまったこの天気は、○○先生の人生と一緒だね」と本人と大笑いをしました。
　宮城県の平野部では4月に雪が降る、しかもＧＷを間もなくにしたこの時期に雪が降ることなど考えられないのでしょうが、現実に仙台でも1㎝の積雪が観測されたのですから驚きです。ご存知の方はほとんどいないと思いますが、この季節外れの4月の雪で思い出したのがアメリカ出身の某ミュージシャンの「Sometimes It Snows In April」という曲です。
この曲の一節に以下のような歌詞があります。

Sometimes it snows in April　
Sometimes I feel so bad, so bad　
Sometimes I wish that life is never ending　
All good things, they say, never last,
時々4月に雪が降ることがある。
僕は時折ひどく気分が悪かったりする。すごく。
時折人生が永遠だったらと願う時もある。
でも、人々は言う。良いことは全て長続きしない。と…。

　僕は人生が永遠であって欲しいとは思いませんが、出来るだけ晴れやかな気分が続けばいいとは思います。しかし、そんなことはあり得ないことは重々承知しています。それどころか、園長という立場が如何に孤独であり、晴れやかでいられない時が多いかを痛感させられます。だからこそ、小さな喜びや驚きが嬉しいのかも知れません。そして、今日の喜びの一つが、5歳児Ｎ組のB君のお父さんが夕方届けてくださった初めて手にする“キツツキの巣”です。間違いなく子どもたちはキツツキの巣など見たことはないでしょうから、早速、どこかに飾り見てもらえるようにしたいと思います。その際には羊毛の人形作りの上手なＮ先生にキツツキを作ってもらわなくては…。

2013年04月22日（月） No.992 (園長日記)

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