Diary
1年前と1年後
昨日の悪天候が信じられないほど穏やかな春の陽気になり、日本さくら名所100選の1つである白石川の河川敷では今週末から始まる“桜まつり”の準備に大忙しでした。そんな河川敷の桜を愛でながら入学式に参加するため大河原小学校へ向いましたが、蔵王の山並を遥か彼方に望みながらの桜並木は何とも贅沢なロケーションであることを感じました。そして、そんな桜並木に負けないほどきれいで贅沢なのが保育園の園庭の桜!今日になって急に咲きはじめたので来週には見ごろを迎えそうです。
さて、マンモスと言うと何を想像するでしょうか?今日僕はそのマンモスに出会いました。といっても、もちろん数千年前に絶滅した大型哺乳類のことではなく「巨大な〜」「大型の〜」などの意を表す意味で使われるマンモスのことであり、146名の新入園児を迎え入れ、在校生が905名、教職員が55名という大河原小学校のことです。我が母校の何倍あるだろうという広い校庭や二つもあるプール、校舎と体育館とを繋ぐ迷路のような廊下と何から何まで驚きです。我が母校は校舎の建て替え後、間違いなく第一光の子保育園の園庭よりも校庭が狭くなり、選挙に行く度に、ここでどのように子どもたちが過ごしているのだろうと思うほどです。もしかすると905名の生徒が通う大河原小学校にとっては、あの広さの校庭でも狭いくらいなのかも知れませんが、地方の小学校の環境の良さを感じることができました。
ところで、今日の大河原小学校の入学式の様子ですが卒園式の時には大人になったと思えた子どもたちが沢山の先生たちのサポートを受けながら入退場する姿に、小学校ではある意味まだまだ赤ちゃん扱いをされることを改めて実感させられしました。だからこそ、縄跳びや鍵盤ハーモニカを披露してくれた2年生の子どもたたち(あいにく卒園児はいませんでした)の姿が大人に見え、小学校入学からの1年間の成長や先生方のご苦労を垣間見ることができました。そうかと思えば、入学式には参加しなかったH君(卒園児の2年生)が保育園の時と変わらず、早くもノースリーブ姿で(今ノースリーブということは真夏はどんな格好をするのでしょうか)児童クラブの友達と校庭でドッジボールをしていて「おお!園長先生!」と帰り際の僕に声をかけてくれました。「H君寒くない?」と聞くと「えっ?!寒くない!暑い!」と返事が返ってきましたが、そんな当時と変わらないH君の姿を見てホッとする一方、入学式の時にH君が縄跳びや鍵盤ハーモニカを披露することがなかった意味を理解することも出来ました。そして、H君の姿から、今年度入学した子どもたちが1年後どんな風に成長しているか楽しみになりました。
2013年04月09日(火)
No.980
(園長日記)
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