Diary

穏やかな一日


早くも今年のカレンダーが一枚めくられ明日から2月になります。今朝は結構寒かった気がしますが、昨日と違い風が吹くこともなかったため日の当たるところではポカポカと暖かく穏やかな一日になりました。そんな中、4歳児A組のM先生と子どもたちは近所のスーパーまで買い物に出掛け楽しい節分を迎える準備をしていました。また、明日子どもたちにある劇を見せるために、担当になっている先生たちは子どもたちが昼寝をしている時間や保育を終えた夕方に職員室の真上の子育て支援室で練習をしてくれています。その足音が職員室で仕事をしている僕やC先生や事務のKさんの頭上に響いてくるのです。普段も子どもたちの足音が聞こえてきますが、大人の足音からは子どもと明らかに違う重さが伝わってきました。その足音の正体が誰なのか明日しっかりと確かめたいと思います。
 さて、今週、地元新聞である、河○新○の夕刊に火曜日から三日間にわたって宮城県内(仙台を中心に)の保育所の記事が連載されました。(玄関を入ったところの扉にコピーを貼ってありますので是非ご覧下さい)その新聞記事の内容は保育所の実情や保育士の仕事の過酷さや保育士確保の困難さなどです。保育所は福祉施設であり、働く方々そしてそのお子さんのためにありますが、そこで働く保育士がいなければ、お子さんを預けて仕事に行くことが出来なくなることは明らかです。しかし、民間保育所において、これまでそんな保育者に見合った十分な報酬が支払われていたかというと、否と言わざるを得ないと思います。それには各市町村から頂く運営費(委託費)の問題など様々な要因があるのですが、保育者の給与待遇を改善するためには国が保育現場の実態に目を向け(耳を傾け)仕事内容に比例するような賃金を払えるようなシステムを構築してくれることを願わずにはいられません。そうしなければ保育者を希望する人材がいなくなり、保育所そのものが機能しなくなることもあり得るのですから…。
 ところで、願いといえば、春が近付き暖かくなり日が長くなるのは大歓迎ですが、毎年悩ませられるスギ花粉の季節が近付いていることも事実で、ニュース等で飛散情報がでるようになると悲惨で憂鬱になります。しかも保育園が移転した目の前には杉林が…。寒い季節、暖炉の炊きつけにはもってこいで重宝する杉(杉の葉)が季節が変わると厄介になるのですから人間は(僕は)何とも身勝手なものです。いずれにしても、できるだけ飛散量が減り、花粉の季節でも穏やかに過ごせるように今から願います。
2013年01月31日(木) No.924 (園長日記)

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