Diary

いじめをなくすには


今日は仙台駅前のAERにて、宮城県保育協議会主催の自主研修会が開催されました。講師はNPO法人ジェントルハートプロジェクトの理事である武田さち子氏で、テーマは、幼児期に育てたいこころ〜今私たちができること〜でした。この研修にT先生、C先生と一緒に参加してたのですが、講演の中で講師の武田氏は、幼時期のいじめの特徴やこれまで実際に起こった事例を示しながら、「まだ善悪の区別やことの重要性を認識できていない幼い子どもには、大人がきちんと、やってよいこと、いけないことを具体的に示すこと」や、「やさしい心がやさしい心を生み、やさしい心を育てる。そのやさしい心の種を撒き続けることがいじめをなくすことだ」とおっしゃっていました。保育現場で日々子どもたちと関わっている者としてこのどちらの言葉もすんなりと受け止めることができたのですが、一方でそれがとても難しいことであることも再認識させられた時間であり、できることであればこんな研修会に保護者の方々が参加できればいいのにと思った程の研修会でした。
 因みにほぼ満員状態の研修会場は参加者の90%以上が女性で男性はほんの僅か。この状態・状況を幸せと考えるべきなのか、異常と考えるべきなのかは皆さんの判断にお任せしますが、個人的な感想や見解を申し上げれば、保育界はまだまだ女性の世界であり、今が良くないというわけではありませんが男性がもっと保育現場に増えるべきであり、そうなれば保育にも色々な変化が生まれるような気がするのですが…。
2013年01月27日(日) No.921 (園長日記)

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