Diary

THE FOG


「次は大河原、大河原です。お出口右側。お忘れ物のないようにお気をつけ付け下さい」という車掌さんのいつものアナウンスを聞き、読んでいた本を閉じ電車を降りる準備をして外を見ると窓が真っ白。車内と外との温度差で窓が曇ったのだと思っていたのですが、駅に付いた電車の扉が開きホームに降り立ってビックリ。温度差で窓が曇っていたのではなく、町全体がすっぽりと霧に包まれ真っ白になっていて普段見える建物や山並がまるっきり見えなくなっていたのです。そして今日はいつもより湿度が高かったのでしょう。人工的に作り出すことの出来ない幻想的な霧の中を走り出した電車のパンタグラフからはきれいな火花が飛び散っていて、尚一層幻想的な世界を醸し出していました。
 さて、今日は県南2市7町の保育所(園)の所(園)長の研修会があり、朝と夕方だけ保育園にいるという慌ただしい一日でした。こんな風に連日研修会が続くと曜日感覚が狂ってしまい、頭の中も今朝大河原町が霧に包まれ何も見えなくなってしまったように真っ白な状態になってしまいます。特別頭を使う生活を送っているつもりはないのですが、少しは頭を休ませないといけないのでしょう。そういいながらも27日(日曜日)も自主研修会に参加することにしているのですが…。
2013年01月23日(水) No.917 (園長日記)

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