Diary

雪は懲り懲り!?


台風並みの低気圧の影響で、関東や東北の太平洋側の広い地域が大雪に見舞われた14日の成人の日。大河原でも見事な積雪となり、今朝の保育園は送迎の車がいつものように駐車したり、走行したり出来ない常態で大混乱となりました。僕も昨日のうちから電車での通勤は無理だろうと判断し、随分早く家を出たつもりでしたが、結局は8時頃に到着することとなり、到着したときには朝番の先生たちの他に、見慣れない男性が雪掻きをしてくださっているのです。どなたかと思えば、1歳児S組のY先生のご主人が仕事が休みだったということで雪掻きの手伝いに来て下さっていたのです。その姿を目の当たりにし、もっと早く到着しなければならなかった自分の不甲斐なさに「申し訳ない」という気持ちは勿論「ありがとうございます」という気持ちが心の底から湧きあがってきました。保育園に限らず集団組織とは様々な考えをもった人間の集まりということになります。そして集団組織には必ず“パレートの法則”や“さしみの法則”というものが存在するといわれています。そのために常に自分が保育園の歯車として何をすべきかをしっかり見据え働かなければならないことを痛感させられます。今日は多くの職員が普段使わないであろう筋肉を使ったため、夜は熟睡することとなり、場合によっては(年齢によっては)明日筋肉痛と闘うこととなることでしょう。そして、僕は今朝1歳児クラスのバルコニーで見事に転んで打ったあちこちがアザになっていることは間違いなく、ともすると歩けないなんて可能性もあったりして…。こんな風に僕にとって厄介な雪でも、子どもたちにとっては園庭を覆い尽くす真っ白な雪や綿帽子を被ったように変身したお家や木などは歓声をあげてしまうほど嬉しいことであり、雪の降る地域ならではの楽しみなのだと思わされます。
 さて、先週出掛けた山形などはこの季節、青空を見ることは殆どないのだとか。園庭や道路にはまだまだ雪がある大河原ですが、嬉しいことに今日も青空を見ることができ、日の当たる園庭で放射線量を計測している時には暖かいと思うほどでした。しかし、日中がそんな陽気であっても明朝も間違いなく凍結が予想されます。送迎は勿論、車の運転の際には急発進、急加速、急ハンドル、急ブレーキなどは避け、ゆとりのある時間設定を…。
2013年01月15日(火) No.910 (園長日記)

No. PASS