Diary

新幹線Max


今朝、子ども達からは「おはよう!」と同じ位「ねえ雪で遊ぼう!」との声が多く聞かれました。そして、一面真っ白で朝は足跡一つない園庭で子ども達の笑い声が響いていました。園庭に出ていざ雪合戦をしようとしたものの、今日の雪は思ったよりもサラサラで雪玉を作ろうと思っても思うようにいかず、雪を掴み投げてみると、吹雪の様になってしまいましたが、反対にそれも面白かったようで、子ども達は顔から上着まで全身真っ白になりながらも喜んで遊んでいました。そして5歳児N組の子ども達は「固まる雪と固まらない雪があるんだね〜」と言いながら遊び、雪には色々な雪質のものがある事に気付いていました。ソリで遊んでいた子ども達は、「Max」「はやぶさ」「こまち」と滑る早さを新幹線に例え、自分たちで早さを考えて好きな早さでソリに乗り遊びを楽しむ姿に身体だけではなく、心も成長している事を感じました。しかし、子ども達にとってソリは引っ張るよりも乗せてもらう方が断然嬉しいようです。言うまでもありませんが、ソリに乗りたい子ども達が沢山いるという事は、引っ張るのは保育士という事になります。広い園庭を「新幹線Maxぐらいで走って〜!!」と子ども達に応援されながら何周も走り、数分後には冬なのに汗だくで防寒着を脱ぐほどでした。10時頃になると、一面真っ白だった園庭もあちらこちらに土が出ている状態になっていましたが、4歳児H組のNちゃんとYちゃんは「はい、ごまおにぎり」「油揚げ食べて!」と雪と土が交ざっている胡麻おにぎりと大きな氷の塊の油揚げを職員室に持ってきてくれました。雪が少なくなってきたからもう遊ばないではなく、子ども達は次の遊びを考え遊んでいます。雪や氷、霜等自然現象の不思議さに子ども達と共に気付きながら、この季節にしか出来ない事、この時期だからこそ出来る事を一緒に楽しんでいきたいと思います。
2013年01月10日(木) No.906 (保育日記)

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