Diary

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どういう訳か、いつも給食のメニューが新メニューだったり僕の好物だったりするときに限って出張研修や園外での会議が重なることが多いような気がします。もっとも、そんなメニューだからこそ、そう感じてしまうのかもしれませんが…。そして、今日は子ども達も先生達も楽しみにしている、年に一度か二度あるかないかといった“ラーメン”がメニューの日でした。ところが、僕はそのラーメンを食べる前に山形市で行われる出張研修のため出掛けなければなりませんでした。しかも、園を出る頃になって急に本格的に雪が降り出すではありませんか(>_<)。ということは間違いなく研修会場である山形市は確実に降雪・積雪していると判断し、仙台から高速バスに乗ることにしました。案の定、宮城・山形の県境は結構雪が降っていて高速道路であっても路面にも雪があり速度制限がされていたのですが、研修前に神経をすり減らし運転して疲れることのないように判断して良かったと思いました。
 さて、今日の研修内容は「幼保一体化新システムの動きと今後の幼保の質の向上に向けて」という少々お堅いテーマでした。昨年、すべての子どもの良質な成育環境を保障し、子ども・子育て家庭を社会全体で支援することを目的として、子ども・子育て支援関連の制度、財源を一元化して新しい仕組みを構築し、質の高い学校教育・保育の一体的な提供、保育の量的拡充が三党合意で閣議決定されたことは皆さんご存知かとおもいます。一方、その決定事項に関心をもっておられる保護者の方はどれくらいいるでしょうか。また、いま現在、日々子ども達と過ごしている保育者自身がどれくらい興味関心をもっているでしょうか?もちろん、僕自身がその内容をしっかり理解しているとは言えませんが、職員を路頭に迷わすことのないように、今現在だけでなく、数年先の保育園のことも考えながら運営しなければならない立場である以上、本当の「保育の質」とは何なのかをいつもしっかり考え、保育のプロとして子どもたちと関わっていかなければならないことを再確認しました。そして、明日も楽しみなテーマでの研修があります。しっかり学ばなければ。
2013年01月09日(水) No.907 (園長日記)

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