Diary

子ども達から元気をもらう


 今日は朝から降り積もった雪が園庭一面を真っ白に染め、あっという間に辺り一面が本格的な雪景色となり、園舎二階東側の大きな窓から見える景色は今日はまた違う姿を見せてくれ、改めて春夏秋冬がある日本は素敵だなあと思いながら子ども達と一緒にしみじみ見入ってしまいました。そんな中、園庭では降ってくる雪を見上げながら嬉しそうに眺める4歳児H組の子ども達とH先生、降り積もった雪に大喜びし、鬼ごっこを楽しむ5歳児M組の子ども達とT先生の姿がありました。そんな子ども達と先生を見ながら、毎月子ども達に色々な絵本を読んだりわらべ歌を歌ってくれたりするKさんが玄関を入ってこられ直ぐに「保育園の先生方がいつまでも若い訳が分かりました!子ども達と一緒に遊ぶ時のパワーが凄い!元気に遊ぶ子ども達から元気をもらいますね。」と言っておられました。本当に子ども達と過ごしていると、何かに落ち込んだり悲しい事があったりした時でも、いつの間にか元気になっているという事が何度となくあります。その度に子ども達の力は凄いなあと思わされます。そしてKさんは、お話を聞く会で子ども達に色々な話を聞かせて下さったのですが、帰りに職員室に寄って頂いた時、「先生、子ども達から干し柿頂いちゃいました!」ととても嬉しそうに教えて下さり、「私、干し柿好きだからここで食べていっても良い?」と召し上がってから帰られました。その干し柿は1歳児U組の子ども達と職員が皆で作り、今日絵本を読んでくれたお礼にとKさんにお渡したものでした。子ども達と職員の感謝の気持ちはKさんにしっかり伝わっている事を感じ「ありがとう」を伝える手段は人によって様々ですが、形は色々でも大切な事はそこにある気持ちなのだと、Kさんの喜ぶ顔を見ながら思いました。
 子ども達がお昼寝をしている間の時間を使い、道路に降り積もった雪掻きをしたのですが、職員11名ほどでやってもやっても終わらない状態に、改めて園舎の広さを実感しました。雪掻き用のスコップが足りなくなり困っていると、N先生が「これでも出来ますよ」と教えてくれたのが大きな木の廃材。廃材が雪掻きの時にもスコップ代わりに活用できる事に一人で驚いてしまい、仕事は折角するなら、楽しく要領良くが一番だなあと思わされました。そして先生達が協力してくれたお陰で、無事に雪搔きを終える事が出来ました。道路の雪掻きはしましたが明日の朝は凍結が予想されますので、送迎の際はお気を付けてお越し下さい。
2013年01月09日(水) No.905 (保育日記)

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