Diary

趣味か実益か!?


今日は昨日切った丸太をお借りした斧を使って子どもたちと一緒に薪にしようと思い薪割りの準備をしていました。しかし、子どもたちは薪割りよりも今朝降った(降っていた)雪に興味津々で、僅かに積もった雪を掻き集め、小さな雪玉を作りキャーキャーいいながら雪合戦!?をしたり…。中には、園庭の中央で放射線量を計測している僕の背中めがけて雪玉を放ってくる猛者がいたり。また手袋をびしゃびしゃにしながら雪だるまを作ったり、レストランごっこをしたりと楽しそうに遊んでいました。ところが、嬉しいことに雪遊びよりも薪割りに興味を示してくれる子どもたちがいてくれて、いつものように妙なことを始めた僕に気付き「えんちょうせんせい!なにしてるの(するの)?」と声を掛けてくれました。斧など見たことなどない子どもたちには、きっと不思議なことが始まるであろうという期待があったのだと思います。そこで、子どもたちに斧の柄を一緒に握ってもらい、実際に薪割りに挑戦してもらったのですが、そう簡単には割れるはずはありません。それでも何人か代わる代わるトライし、丁度良く割れたときには「やった〜」と歓声を上げ、自分で割った薪を大切そうに運ぶ子どもたちの姿を見ることが出来て、何だかとても嬉しくなりました。そんな風に喜ぶ子どもたちを見て調子にのった僕は、昨日未完成に終わってしまったベンチや小さな玉座作りもしました。こうなると趣味なのか実益なのか分からなくなりそうですが、園庭で遊んでもらえるようにと思って作ったそれらに腰掛け遊んでいる1歳児の姿をみて「よかった」と自己満足に浸ることが出来ました。そして、保育園の玄関には送迎の際にお使い頂けるように腰掛けを作ってみましたのでどうぞお使い下さい。なお、切ったばかりの木故、針葉樹のいい香りはしますが、まだしっかり乾燥していませんので、大丈夫かとは思いますが、樹液等で服が汚れたりしないようにご注意を…。
2013年01月08日(火) No.904 (園長日記)

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