Diary
Baumkuchen(バウムクーヘン)
昨年末、暖炉の薪作りのためにチェーンソーを購入したのですが、年末は何かと忙しく、薪作りの時間がなかなか作れず、購入したチェーンソーは箱に入ったままでした。しかし、先週の金曜日、遂にそのチェーンソーを使ってみることが出来ました。その切れ味といったら、これまでのノコギリとは「雲泥の差」で仕事の捗り具合が違い一人ニヤニヤしてしまいました。今朝はそんなチェーンソーを使って、子どもたちにベンチや王様が座るような玉座を作ってあげたくて、以前頂いた太い丸太を切る作業をしました。ところが、薪作りとは勝手が違い、素人の僕には、イメージした通りに切ることはとても難しく思うようにいきません。そのため中途半端な切れ端が出来てしまいます。しかし、その切れ端の見た目が正に「バウムクーヘン」そのもの!皆さんご存知かと思いますが、ドイツのお菓子として有名なお菓子、Baumkuchen(バウムクーヘン)は、その焼き上がりが、断面に樹木の年輪のような模様が浮き出ているため、Baum(木)とkuchen(ケーキ・お菓子)が一緒になった木のケーキ(木のお菓子)と名付けられたました。最近、日本でもキャンプでバウムクーヘン作りを楽しむ方がいるようですが、数年前、保育園の夏祭りで“ちくわ”作りをした際、こっそりバウムクーヘン作りにトライしたもののなかなか思うように焼くことができなかったということがありました。(そんなこともあり、上手に出来なくてもいつか子どもたちと一緒にバウムクーヘン作りをしたいと思っているのです。)一方、子どもたちのままごとにおいては単純に木を輪切りにしたものがバウムクーヘンになります。(勿論、香りはケーキとは違いますが)しかも、今朝切った丸太は針葉樹特有の香りがとても良かったのです。そんな切れ端を「はい!バウムクーヘンだよ!良い匂いするから匂いを嗅いでごらん」と言って子どもたちに渡してみると「ほんとうだ!いいにおいする」と言って、みんなで匂いを嗅いでいました。その良い香りのする木をしっかり乾かし、暖炉で使うだけでなく、いつか子どもたちと甘い香りのする本当に食べられるバウムクーヘン作りに使ってみたいと思います。
2013年01月07日(月)
No.903
(園長日記)
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