Diary

冬はスケートリンク!?


暑かった今年の夏、思えば子ども達は連日のようにプールで水遊びに興じていましたが、そんなことをすっかり忘れさせるような今朝の寒さ。正門から隣接する運動場の駐車場に抜ける道路はツルツルに凍結してしまい、事故防止の融雪剤を撒かなければならないほどでした。今朝の寒さであれだけ凍るのですから、今後の積雪や凍結のことを考えると、「ゾッ」としてしまいます。場合によっては除雪機が必要になるのかも知れません。願わくば、子ども達が遊ぶのに足りるだけの降雪と登降園で忙しい時間にはできるだけ影響のないことを祈ります。当然のことながらそんな勝手な願いは叶うはずはありませんが…。
 さて、今朝の寒さは上記のような道路だけ凍らせたのではなく、園庭のあちこちをも凍らせてしまいました。ところが、こんな時こそ子ども達は大喜びで、僅かに積もった雪を掻き集め雪合戦のようなことをしていました。そんな子ども達の楽しそうな姿と声を見聞きしながら、毎日の日課である園庭の空間線量を計っていると、5歳児N組のT君が「園長先生、僕、あそこのプールがあった所でスケートみたいに滑ってみたいんだけど」と言ってきました。「良いけど、転んで怪我しないように気をつけてよ」と返事をすると「やったー」という声と「分かってるよ!」と言う返事を残しプール置き場であるコンクリートの所へ走って行きました。そこで改めて「T君、転んでまた骨折しないようにしてよ」と僕が言うのとほぼ同時か、或いはT君が「うん」と言うのと同時ぐらいに、お約束のようにと言うか、マンガのようにと表現すべきか、期待を裏切らないと言えばいいのか、T君は見事に転んだのです。ほら、だから言わんこっちゃないと思ったのですが「T君大丈夫!痛かったでしょう」と声を掛けると「ぜ〜んぜん痛くないもん!」と苦笑いをしていましたが、そう言いながら、その後は天然のスケートリンクから離れ、いつものように園庭で遊んでいたのは言うまでもありません。
2012年12月26日(水) No.897 (園長日記)

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