Diary

毎年のことですが


今日は保育園でのクリスマス親子礼拝でした。4・5歳児は2つのペアクラスを作りそれぞれ1回ページェント行い、ご家族の皆さんにクリスマスのメッセージを伝えてくれました。0歳児〜3歳児の子ども達、保護者の皆さんには職員が演ずるページェントをご覧いただきましたが、僕が演ずる天使には多くの方が笑いを堪えていることがしっかり伝わってきて、真剣なクリスマスのストーリーでも僕が登場すると喜劇になってしまうようで、一緒に演じてくれた先生たちに申し訳なく思いました。
 ところで、毎年のことですが、子ども達のページェントを見るとなぜか涙がこぼれそうになります。それは子ども達一人ひとりの懸命さ、そして“あの頃泣いてばかりいた○○君、○○ちゃんがこんなことができるようになったんだ”などといった幼い時から現在までの成長が重なり様々な思いが走馬灯のように駆け巡ることで心が打たれるからなのかも知れません。また、数日前まではどことなく不安げに演じていた子ども達が大勢のお客さんを目の前にした当日に自信たっぷりに堂々と台詞を語り演ずるのですから、そんな子ども達の力やその姿に感極まるのも当然なのでしょう。もしかすると、自分では全く気付きませんが、若いつもりでいても年齢を重ねるうちに涙腺が弱くなっていることも大きな原因なのかも知れませんが…。そして、来年のクリスマスの時にも同じような感情で日記を記すことでしょう。
2012年12月22日(土) No.895 (園長日記)

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