Diary

叶うと良いね!!


昨日の夕方のことです。ある程度の仕事を終えたので延長保育のおやつを食べている子ども達の様子を見ながら、消えかかっていた暖炉に薪を入れに行きました。種火もないような状態だったので、もしかすると、炊きつけの段階から始めなければならないと思ったのですが、暖炉自体が暖まっていたのと、風前の灯と思われた種火がちょっとだけの杉っ葉で復活して燃え出しました。すると、そんな様子を見ていた5歳児M組の子ども達が「すっげー!燃え出した」とか「暖ったかい」と言いながら暖炉に手をかざして始めました。そんな子ども達からクリスマスページェントの様子や決定した配役、そして自分の台詞などを聞かせてもらいました。そのうち何がきっかけだったのか、E君が「ねえ園長先生、Eだれと結婚するか分かる?」と質問をしてきたのです。しかも、そのE君は同じクラスのKちゃんをしっかりと抱きしめながらです。と、言うことは当然答えはKちゃんでなければ大変なことになります。そこで「Kちゃん!」と返事をすると「当たり」と言って二人で嬉しそうに笑っていました。もし、E君の口から、Kちゃんではなく、別な子の名前が出たら僕はどう反応したか、そして仲睦まじく抱き合っていたKちゃんがどんな反応をしたのか想像すらできませんが、何とも子どもらしいE君Kちゃんの姿に笑顔がこぼれました。
 そして、その後、益々色々な話に発展し、E君が「僕、大きくなったらR君とビール飲む約束したんだあ」とこれまた嬉しそうに話すのです。そこで「へ〜っ!いいなあ。じゃあ、その時、園長先生も入れて!」といったところ「えっ!だって〜、♯×△☆□?」と何やら訳のわからない返事を返されました。ところが「ところで、何を食べながらビール飲むの?」との質問には、間髪入れず「焼き鳥」と返事が返ってきました。彼等がビールを片手に焼き鳥を頬張るまでには最低でも14年必要ですが、E君とKちゃんの結婚、そして、E君とR君の約束が叶うことを願いたいと思います。その時、招待してもらえたら嬉しいのですが…。
2012年12月21日(金) No.894 (園長日記)

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