Diary

DREAMS COME TRUE


オズの魔法使い(The Wonderful Wizard of Oz )のお話しのドロシーではありませんが、何事でも懸命に努力し真剣に取り組めば、願いは叶う様な気がします。と言うのも半分以上諦めてかけていた、第一光の子保育園、旧園庭にそのまま残してある、卒園記念で作って頂いた「木造の二階建ての家」を5歳児N組のEさんのお知り合いが、移築して下さるというのです。そのために、今日、旧園舎の園庭に大型のトラックや、フォークリフトなどが入り、積載作業をして下さったのです。その様子をほんの僅かな時間見てきたのですが、クレーンで吊り上げられる様は、オズの魔法使いの話の中で、竜巻で飛ばされたドロシーの家を彷彿させるものでした。その家が、「オズの国」ではなく、現在、子ども達と過ごしている園庭にやって来るのですから、子ども以上にワクワクしてしまいます。このことは、まだ子ども達に話していませんので、明日トラックに載って家がやって来た時、みんながどのような反応を見せるかとても楽しみです。夢を語れば、黒柳徹子氏が書いたベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」のように、園庭に電車(部屋)を置くことが理想です。しかも、本に書かれている電車以上に手に入れたい車両が旧国鉄時代に使われた、緩急車(かんきゅうしゃ・車掌さんが乗っていた車両)であり、その車両が福島県の某町に置いてあるのです。それを園庭の片隅、あるいはシンボリックになりうる場所に運びたいと思うのですが、まず無理なこと…。しかも、日本には「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺があります。諦めかけていた卒園記念の家が来ることだけでも奇跡に近いことなのですから、欲張ることなく一つ一つのことに感謝し、喜んで過ごせる日々でありたいと思います。今後、移築が終わりましたならば、保護者の皆さんも是非一度はその家に登るなり遊ぶなりしてみて頂きたいと思います。
2012年12月18日(火) No.890 (園長日記)

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