保育日記

ご注意ください

既に新聞やテレビのニュース等でご存知かと思いますが、全国的にノロウィルスが流行しています。例年、初冬から春先にかけてノロウイルスによる感染性胃腸炎が多発しますが、嘔吐や下痢を主症状とする感染症です。今週に入り、保育園でもノロウィルスとの診断はないものの、嘔吐や下痢の症状で早退したり欠席したりする子どもが少しずつ増えてきました。保育園の性質上、保護者の方が仕事を休めない場合、本調子でないお子さんでもお預りすることがありますが、その結果として二次感染し、大規模な集団感染につながることもあります。そこで、もし、お子さんの体調が思わしくない場合、出来るだけ早めの受診をお願い致します。また、保育園で下痢や嘔吐といった症状が見られた場合には、緊急連絡先、または、職場にご連絡をさせて頂き、お迎えにいらしてこともありますが、ご理解・ご協力をお願い致します。なお、宮城県のホームページなどで、ノロウィルスなど感染症対策についての注意喚起と情報提供がなされていますので、ご覧になってみては如何でしょうか？因みに感染予防として、手洗いについて以下のようなことが書かれていました。参考までにお知らせいたします。
１.初めに流水で汚れを洗浄する。
２.その後石けんを使用し，流水にて洗い流す。
３.特に，指先や指の間は洗い残しが生じやすいので注意して洗う。
４.乾燥にはペーパータオルの使用が望ましい。（手ふきタオルの共用は厳禁！）
５.アルコールによる消毒は，ノロウイルスに対して効果が無いので注意。（流水による手洗いが原則）
６.次亜塩素酸ソーダによる手指洗浄は逆効果。（手あれの原因となる。手あれによるヒビの中にウイルスが入り込むと，流水や消毒薬が届かないため，十分な洗浄効果が得られなくなる。）

ただ、何よりも、栄養の摂取と十分な睡眠はとても重要かと思います。年末で何かとお忙しいかと思いますが、感染症にくれぐれもご注意ください。

2012年12月06日（木） No.880 (園長日記)

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