Diary

○○のために


今朝のことです。3歳児H組のK君はあまりの寒さのために鼻水を流しながら「ママに会いたい」と泣き出しました。そんなK君に朝番担当のY先生が優しく声をかけ抱っこをしてくれていました。普段は何があっても我が道を突き進むK君にとってジャンパーを着ていなかったことは、今朝の寒さに対してはどうしようもなかったということなのでしょう。そんなK君をはじめ、「寒い!寒い!」と言っている子ども達のために落ち葉や小枝を集め園庭の片隅で“たき火”をしたところ子ども達のDNAに刻まれた何かにスイッチが入ったらしく、「寒い」と言っていなかった子ども達までが火を取り囲み、落ち葉や小枝をくべてくれました。お迎えの時、お子さんがきな臭かったとしたならば、間違いなくたき火に参加したという証拠です。因みに僕が帰宅した時、自分では気付かなかった煙臭さに家族はすぐに気付いたらしく「何か煙臭いんだけど…」と言われました。ということは帰宅する際に乗った電車の中でも、きな臭さを振りまいていたと言うこと(ーー;)。でも乗車した時間が遅かったため乗客が少なかったことはラッキーでした。それでも、煙臭さに気付いたお客さんがいましたならばお許しくださいm(__)m。
 一方、寒さなんてへっちゃらな4歳児H組の子ども達は「園長先生、あっちに雪(霜)がいっぱいあるよ」と園庭のあちこちに降りた霜を集めと大喜びをし、同じく4歳児A組の子ども達は、その雪(霜)を集め味見をしているのですから(>_<)驚いてしまいました。今朝のNHKのニュースによればノロウィルスが流行し始めたと言っていましたが、普段からこんな風に外遊びをし、ばい菌と闘い(共生)ながら生活している子ども達には十分な抵抗力が身についているのかも知れません。
 さて、話は変わりますが、夕方職員室で仕事をしていると「おやつのサンドイッチ沢山残ったので食べてください」と結構な数のサンドイッチが届けられました。職員室で仕事をしていた先生たちにとっては何とも嬉しい出来事。給食を食べているとは言え、午後7時を過ぎているため女性でも空腹感を覚えるはず。4歳児H組のH先生、1歳児S組の二人のY先生、帰宅寸前の3歳児T組のM先生、栄養士のE先生と共に届けられた予期せぬ届け物を喜んで頂きましが、遠慮して食べずにいた!?C先生が最終的には食べたのか?気になるところです。
2012年11月28日(水) No.873 (園長日記)

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