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見通しを持って
段取り八分という言葉を聞いたことはありますか?この言葉は、仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉であり、仕事の段取りをキッチリしておけば、その仕事は8割完了したも同然であるという意味です。
11月も今週のみとなり、いよいよクリスマスに向けて装飾を付けるなど様々な準備を進めていく時期になります。以前にも書きましたが、4・5歳児の子ども達はクリスマスページェント(降誕劇)を行うこととなるため、担任の先生たちにとっては、本来のクリスマスの意味である「喜びの日」と言うより、緊張のピークと言える日なのだと思います。しかし、クリスマスページェント(降誕劇)は劇の上手下手を見て頂くのではなく、聖書に書かれている、初めてのクリスマスの出来事を子ども達が演ずること通して保護者の方々へメッセージを伝えることが大切です。そのために、日々成長する子ども達の姿を予想し、見通しをもった関わりが求められます。これはクリスマスに限ったことでなく、また、4・5歳児に限ったことでもなく、全年齢の子ども達、そして保育に関わる者、全てに求められていることです。ところが、子ども達の行動は予測不可能な部分も多く、見通し通りにならないことも日常茶飯事なので大変です。もちろん、見通しを持つことは保育に限らず、どんな時・仕事でも必要なことであり、起こりうることを予測しながら前を見据えて歩んで行くことが求められるのでしょう。さて、今週、どの仕事から片付けようかな!?しっかり段取らなければ。
2012年11月26日(月)
No.870
(園長日記)
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