Diary

「ハイサイ・ハイタイ」


沖縄に来たら一度は必ず聞くであろうこの言葉「ハイサイ」(ハイサイの女言葉がハイタイだそうです)。意味はというと「こんにちは」「ハロー!」「アロハ〜♪」「チャオ」。朝でも昼でも夜でも、いつでも使える挨拶の言葉。ハイサイ、グスーヨ、チューガナビラ(こんにちは、皆さんご機嫌いかが?)っていうことだそうです。
 ところで、なぜ突然こんなことを書いているかというと、僕は今、理事長と第二光の子保育園のA先生、そして第一光の子保育園、3歳児T組のS先生と一緒に全国保育研究大会が行われている“沖縄”に来ているからです。仙台から飛行機で約3時間、暦の上では冬だというのに亜熱帯気候の沖縄は、東北の初夏か初秋を思わせるような湿度が少ないのに日差しが照り注ぐという過ごし易い天気。寒さが苦手な僕にとっては、数ヶ月前までのようなTシャツに短パンでも大丈夫な程のありがたい気温に驚き、また、多くのプロ野球チームが沖縄の各地で冬季キャンプを開催することも納得できました。そして、健康的な様々な食材、また、暖かい気候とのんびりと流れる、ウチナー時間(本土または内地と呼ばれる他46都道府県と異なる)が独特の時間感覚を作り、ストレスを少なくすることが長寿の秘訣のような気がしました。
 さて、今回の研究大会は遠い沖縄での開催のため、これまでお目にかかったことのない先生方ばかりだと思っていたのですが、つい先月、C先生が鳥取で研究発表をした際にお世話になった保育園の先生や、キ保連の臨時総会後、講演してくださった某大学の先生にお目にかかることが出来て驚きました。また、首里城へ向かう道に偶然にも、依然、福島の幼稚園の園長先生をなさっていたT先生の教会ではないかと思う教会があったのです。そこで、前を通り確認したところ、正にその通りだったので、突然でしたが先生をお尋ねしてみたところ、10数年ぶりだというのに覚えていて下さり、とても驚かれ、また喜んでくださいました。このようなことを通し、以前にも書いたことがありますが、“一期一会”の大切さを思い知らされる一日となりました。そして、留守を守ってくれている職員に感謝し、明日の研修でもすばらしい出会いがあるように願いながら、もう数日、沖縄の時間と文化とを楽しみたいと思います。
2012年11月14日(水) No.859 (園長日記)

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