Diary

おいしいね


保育園では毎日給食を提供させて頂いていますが、子どもも大人も好き嫌いなく何でも食べる事が出来たら嬉しいですが、食べてみようと努力はしても、苦手な食べ物がある方も沢山いると思います。苦手な食べ物があった時に、頑張って無理矢理食べる事をしてしまったら、給食だけでなく、食べる事そのものが嫌になってしまいます。そうならない様に、私達保育士は子ども達の様子を見ながら、無理なく味わう事が出来る様に援助しています。最近4歳児クラスH組R君の様子でとても嬉しい出来事がありました。4月の頃は、全くと言って良い程手を付けず食べる事が出来なかった給食を、最近少しずつ食べる事が出来るようになり、担任や栄養士が日々保護者の方に様子をお伝えし喜びを分かち合っている所です。R君が給食を少しずつ食べる事が出来る様になった背景には、旬の食材を使い色々と工夫をして作ってくれる厨房の人達が居てくれて、給食を食べて「おいしいね」と言い合える友達がいる事、食べる事が出来た時、お家の方や保育士、栄養士に褒めて貰える事が一番の力になっている事は間違いありません。これからも子ども達の様子を見ながら、苦手な食べ物や苦手な事にぶつかった時、周りの友達と比べる事なく、少しずつでもやってみようとした気持ちを一緒に喜び、褒めながら色々な事に挑戦する事が出来る様、励ましていきたいと思います。            
      
2012年11月14日(水) No.858 (保育日記)

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