Diary
5W2H
これまで、なるべく子ども達の保育園での様子や、思わぬ出来事、そして自分の考えや思いを、HPをご覧になって下さる皆さんに伝わるように、拙いながら園長日記に書き綴って来ています。その中で自分なりに気をつけていること、それを簡単に表すと「5W2H」ということになります。5W2Hとはみなさんご存じである、When、Where、Who、What、How、Why、How の頭文字です。場面設定のいつの「When」、場所を示すどこでの「Where」、誰がの「Who」、何をの「What」、理由、背景であるなぜの「Why」、それに、どうするの「How」と、いくらでの「How Much」ということになります。
例を挙げれば、多くの日本むかしばなしは「むかしむかし、あるところで、おじいさんとおばあさんがいました。(いつ、どこで、だれが)ももをひろった(なにを、どうした)」といった風に簡単な構成で出来ているのです。
大学時代、ジャーナリズムの授業で先生が「いつ、どこで、誰が、何を、どうする」がきちんと出来ていれば文章は成り立つとおっしゃっていましたが、そのように5Wだけでも起承転結をはっきりさせれば文章は書くことが出来るのです。しかし、それが結構難しいもので、書いている自分は理解できていても、読む側が理解できないことは多々あるもの。ところがそれでは文章の意味を成さないと言えます。そんな意味からも、このごろ殊に、自分が園長日記を通し何を伝えているのか(伝えようとしているのか)、また、これまでのように日記を書くことが本当に意味のあることなのか、自己満足に陥っていないか考えることがあります。そこで、今一度自分なりに日記のあり方を見直して、今後のことを考えたいと思います。
2012年11月13日(火)
No.857
(園長日記)
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