Diary

真面目と頑固


今日K君を迎えに来て下さったSさんと少しだけお話する時間がありました。K君は3人兄弟の3番目なので、兄弟姉妹含めると7年間保育園に通った事やその時間が本当にあっという間で、3月の卒園が寂しくなるという事をおっしっていました。お母様は保育園から帰ってきてからK君、卒園したAちゃんやJ君の保育園での話を聞く事を楽しみにしている(た)事をとても嬉しそうに話して下さいました。時々、K君と一緒に給食のサンプルを見ながら「今日のおやつ美味しそう!!ママの(給食・おやつ)は?」と聞くと決まってK君は「だって、先生にお家に持って帰っていい?って聞いたけど駄目って言われたから。」と答えるそうです。「Kは真面目なんだか優しいんだか・・・」と言い笑っておられ、お母様はK君の返事を聞きながら、心の中で(本当は毎回、先生にも聞いていないだろうに)と思いながらも、こうやって毎回真面目に答えてくれる事が嬉しくて仕方ないそうです。
 話は変わりますが、時々真面目と頑固はどう違うのかと考える事があります。 私は、「真面目」と聞くと言われた事をきちんとやるという良いイメージで、「頑固」は悪いイメージを持ってしまいます。しかし、頑固も考え方によっては、自分の意思を持っていて信念を通す強い心を持っているという印象もあります。そう考えていると頑固も悪いイメージだけではなのかなと分からなくなってしまいます。色々な考えはありますが「真面目」と「頑固」出来るだけ真面目でいたいなあと思います。
2012年11月13日(火) No.856 (保育日記)

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