保育日記

念願叶って！？

今朝は保育園ではなく、大河原消防署に出勤することとなりました。と言っても特別悪いことをして消防署から指導を受けるとかいったわけではなく、大河原消防署の「一日消防署長」の依頼を受けたためなのです。
　幼い頃、某航空会社に勤務していた叔父（東海地方の空港の所長をして退職）に「飛行場で働きたいんだけど…」と話したところ「結構難しいよ」と言われ、そのたった一言で「そう、じゃあやめる」と答え、その後、某自動車会社の整備士などに憧れを持っては断念し、大学を卒業する際、警察官（警視庁）の試験に失敗するなどし、幼稚園教諭を経て現在に至っているのですが、憧れの職業の中に消防士もあったのです。そして、今でもあのオレンジ色のつなぎ姿のレスキュー隊員や消防車に乗り火災現場に向かう隊員の方々に憧れと魅力を感じていることもあり随分時間がかかって漸く念願が叶ったと言うわけです。しかも、いきなり消防署長というのですから何とも恐れ多い話。出勤した消防署では、階級章の付いた制服や帽子、白い手袋、たすき、胸に付ける赤い花などが用意されていて、テレビなどでメダリストや人気芸能人が「一日○○」となるのと同じような格好にw(ﾟoﾟ)w …。しかも、その出で立ちで、我が保育園の避難訓練の視察指導と消防署の近くのショッピングモールでの「秋の火災予防週間」のちらし等を配ると言うのですから大変(ﾟｰﾟ;。保育園では子ども達に「園長先生なんでそんな格好しているの？」と声を掛けられ、先生たちはニヤニヤを押し殺しているし、ショッピングモールでは「この人一体だれ？」「な～んだ知らないひと」といった視線が突き刺さり、嬉しいよりも恥ずかしい時間でした。それでも普段経験できない貴重な機会を頂き、個人では絶対に乗ることのできない梯子車の搭乗も許され、地上30㍍（約10階）という高さから大河原町内を眺めさせてもらいました。今後、残りの憧れである、空港で働くことは皆無ですので、今、与えて頂いている仕事に誇りと責任を持って過ごしていきたいと思います。何故なら、子ども達と一緒にいることが僕にとって一番落ち着くのですから(v^-ﾟ)

2012年11月12日（月） No.854 (園長日記)

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