Diary

旧園舎


現在の園舎での生活が始まり、間もなく3ヶ月目を迎えようとしています。まだまだ新しい建物なのに、時々設備の不具合が出たり、何度となく同じところを調整してもらうことがあったり、そして何と、網戸は子ども達のトンネルと化してしまっていたり…(>_<)。それでも新たな設備は旧園舎と比較するまでもないほど子ども達にとっても職員にとっても、とっても快適な環境になっていることは確実かと思います。
 一方、第一の旧園舎はといえば事務のKさんやC先生、そして僕が時々空気の入れ換えに出掛けているのですが、保育園が引っ越し、子ども達の声が響かなくなったことが近所の方々にとってはとても寂しいことらしく「子ども達がいないとこんなに寂しいなんて(T_T)、時々遊びに来て下さい」とお声掛け頂くこともしばしば。そんな旧園舎は子ども達がいなくなったことで、蜘蛛が美味しいご馳走を獲るためにいたるところに巣を作り、花壇の雑草は自由に生い茂っています。また、旧不動園舎は間もなく解体作業に入るということを聞いていますので、あの環境(建物・所庭)で育った子ども達のことを考えると少々複雑な気持ちです。それでも、旧園舎の園庭や不動園舎の隣接地に作った駐車場から移植した樹木はいまのところ枯れることなく育っていて、子ども達や先生達は気付いていないかも知れませんがサルスベリが綺麗なピンク色の花を咲かせてくれています。保育に限らず、旧から新へ受け継がなければならないものをしっかり受け継ぎ、常にステップアップしていきたいと思います。
2012年08月23日(木) No.783 (園長日記)

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