Diary

祈り


朝9時、保育園では毎日、翌日の朝番担当の先生の祈り、そして、その後に一日の確認がなされ仕事が始まります。もちろん早朝保育は既に7時から始まっているので、全職員が集まれるわけではなく、また、登園した子ども達の様子によっては、ほんの数人だけということもあります。
 さて、今日の担当は一年目のR先生でした。そのR先生の今朝の祈りにハッとさせられることがありました。「自分たちも努力しますから、神様、今日も一日、事故や怪我なく、楽しく過ごすことができますように」という内容の祈りだったのですが、R先生に限らず日々「今日も一日、事故や怪我なく、楽しく過ごすことができますように」という祈りは捧げられるのですが、今朝の祈りの中には「自分たちも努力しますから」という言葉があったのです。これまで、自分が祈る時、自分は何も努力をしないでいながら“棚からぼた餅”のように神様から一方的に何かを頂くことばかり考えていた(祈っていた)のではないか!?そう思わされたのです。人間誰でも、自分ではそうするつもりは無くとも、気付かぬうちに(無意識に)マンネリ化し、同じことの繰り返しをしている事があります。まさに、そのことをR先生の祈りで気付かされた気がします。先生と呼ばれるようになってまだ半年に満たない先生から教えられる、気付かされることは少なくありません。そのためには、自分自身が奢り高ぶることなく、常に謙虚であり、若い先生達から気付くことの大切さを忘れないようにしなければと思います。
2012年08月08日(水) No.773 (園長日記)

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