Diary

どうなったかなあ!?


先週の親子レクレーションの日、園舎北側の園庭に水を撒いている時、昨年度卒園した二人のMちゃんとMちゃんの兄のF君、そしてF君のお友達が小学校に登校するところでした。するとF君とMちゃんたちが「園長先生おはよう!何してるの?」と聞いてくるので「今日は遠足の代わりにお家の人たちに保育園に来てもらって羊の毛刈りをするんだよ」と話すと「え〜えっ!?いいなあ」と言うのです。そこで「じゃあ、学校行かないで保育園で一緒に羊の毛刈りする?」と聞けば「嫌だ〜!」と即答・・・。それだけ小学校生活にすっかり慣れ楽しく過ごしている証拠なのでしょう。「じゃあ、気をつけて行くんだよ」と見送ったのですが、兄のF君が「そうだ、園長先生、保育園に『釘』ってある?」と聞いてくるので「うん、あるよ」と返事をすると「じゃあ、2・3本ちょうだい!いま○○公園で秘密基地作ってるから」と何とも楽しそうなことを教えてくれたのです。F君としては直ぐに『釘』を貰えると思ったのか学校に向わなければならない足が止まったまま。「今から学校に行くんでしょ!だったら学校が終わって、お家の人が『いいよ』って言ったら保育園に釘を取りにきて」と話し学校に送り出したのですが、その後F君は保育園に釘を貰いに来ていないのです。作りかけと思われる『秘密基地』はどうなったのでしょうか?ある年代までの方々はよく空き地などに秘密基地を作った思い出・経験(記憶)があるのではないでしょうか。今は失われてしまったと思う遊びが現代においても継続されている事に驚きと喜びを感じました。いつかこっそり秘密基地の様子を観察しに行ってみようと思います。

※昨日頂いてきた線量計で園舎内(保育室)や園庭の放射線量を計測した結果は思いのほか数字が低かったので安心したものの、原発事故の収束も目処が不透明であり、まだまだ安心できる状態ではないので今後も気をつけて保育をしたいと思います。
2011年05月31日(火) No.402 (園長日記)

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