Diary

ハラハラドキドキ


昨日までは感じなかったのですが、自宅から仙台駅まで向う途中にある花京院スクエア辺りには今年もどんぐりの花の香りが漂うようになりました。今朝はそんな香りを感じながらいつもより一本早い電車で保育園に向いました。何しろ今日は楽しみな親子レクレーションの日。子どもたち同様、いや、それ以上に興奮していたわけではなく、昨日の午後は仙台で仕事があり今日の準備を全く手伝う事ができなかった罪悪感があったからなのです。ところが、当然、僕が早く出勤しなくても準備万端整い参加者を待つのみになっていました。そこで僕ができることをいくつか探しひと仕事済ませ、朝の会でみんなでお祈りをし最終確認をして子どもたちを待つこととなりました。子どもたちはお家の方と一日過ごせる嬉しさからなのでしょう。いつも以上に笑顔で登園してくれたように思えました。園庭で礼拝を守り、それぞれのコーナーで楽しそうに活動していたものの、誰もがひつじの到着が楽しみだったとみえ、到着するや否やそれまでの活動を止めひつじの載ったトラックに向う姿は可笑しかったです。いよいよ毛刈りが始まると子どもたちよりも大人の方々が喜んで下さっていたようにも見えたのは僕だけでしょうか?遠路はるばるやってきた羊たち長距離のドライブでストレスもあったのでしょうが、車を降りた途端大勢の人間に囲まれこれまた驚きだったことでしょう。驚きと言えば羊の毛刈りのお礼に各クラス子どもたち或いは先生たちが牧場の方々に素敵なプレゼントを作っていてくれた事です。受け取って下さった小島さんは「こんなことしてもらったのははじめてです!凄く嬉しいです!」と大喜びして下さっていました。こんな配慮をしてくれる先生たち子どもたちと一緒に過ごせている事が感謝であり自慢です。そして毛刈りをしに来てくださったお二人のためにM先生とC先生が早起きをして!?おにぎりを作ってきてくれたことにも感謝です!!!!子どもたち保護者の方々がお帰りになった後、片付けを済ませ、先生たちの食事となったのですが今日は先生たちもお弁当持参。遅番担当のY先生もしっかりお弁当を作ってきていたのには驚きましたが栄養士のE先生は職員分の煮卵と筍ご飯まで作って来てくれました。こんなことならY先生はお弁当を作らなくても良かったのかも知れません(゚-゚)
何はともあれ、この行事そのものを実行すべきかどうか、また今日のお天気を含め全てがハラハラドキドキだった親子レクレーション。一応無事終わってほっとしています。しかし、私たちには気付かない反省すべき点があったかと思います。参加の有無に関係なく、どうぞ忌憚のない感想をお寄せ下さい。
 来週月曜日はキリスト教保育連盟の総会のために東京出張です。今日の午前中にキ保連東北部会前部会長から電話があり、「東電とアポが取れたので一緒に落し物を届けに行きましょう」と連絡がありました。正直驚きでしたが、キ保連の総会前に福島の先生方と一緒に東京電力本社に伺い、東電(福島第一原発)が福島の幼稚園・保育園の園庭をはじめあちこちに落としたとんでもない落し物(放射能を含んだ園庭の砂)を届けに行くことになりました。福島の先生方は特に一日も早く原発問題が収束し、子どもたちがこれまで通りの生活(保育)ができるようになる事を願っているのです。保育という同じ志を担っている一人として、そんな先生方、子どもたちのためになるなら何でもお手伝いしたいと思います。
2011年05月27日(金) No.400 (園長日記)

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