Diary

例年と違って・・・?!


三年前に卒園記念として頂いたぶどう木がこのところすごい勢いで蔓を成長させています。特に昨年度全く実を付けることのなかった二歳児クラスの前のぶどうの木はリース作りのために昨年の冬に蔓を剪定したのが良かったのか若葉を次々に増やし、そのあまりの重さに蔓を吊っていたビニール紐が悲鳴を上げ今にも切れそうな感じになり、大人は蔓の下をくぐることも困難になってしまいました。そこで今朝、出勤して直ぐに脚立やビニール紐等を準備し大人が屈むことなく通り抜けられるように吊り直しました。その際に気付いた事、それは、昨年全く実をつける事のなかったこのぶどうの木に沢山の実が付いていたことです。昨年度は教会と園舎の間の園庭にあるぶどう棚に実ったぶどうを収穫し、子どもたちみんなで分けて食べましたが、このままうまく育てば、昨年度以上の収穫が期待できることでしょう。そのためには剪定や摘果が必要であれば時期を見て行いたいと思います。花壇には先生と子どもたちが蒔いてくれたひまわりが早くも小さな芽を出しました。このひまわりは阪神淡路大震災の時に咲いた鎮魂と復興のシンボルであるひまわりの種を引き継いでいるので何としても綺麗な花を咲かせて欲しいものです。
 さて、毎年この時期には園庭はもとより河川敷や近くの橋のたもとを飛び交うツバメが一向に姿を見せません。おそらくは橋の補強工事の影響で例年と環境が違い人が作業をしているからなのしょう。あのツバメたちが毎年巣を作っていた多くの場所も地震の影響を受けていることでしょう。ツバメたちも例年と違い新たに巣作りをする場所を探すことからはじめるのですから大変なことでしょう。
先週末は町内の小学校の運動会が行われました。兄姉がいる子どもたちや来年度就学する5歳児クラスの子どもたちの中にも運動会に参加した子どもが多かったようです。残念なことに僕は、ある幼稚園の理事会出席で運動会に行く事は出来ませんでしたが、3月に卒園した子どもたちの一生懸命だった姿を運動会に行った先生たちから聞き、その成長を嬉しく思いました。今年の運動会を開催するにはきっと複雑な思いがあったことでしょう。保育園でも今週金曜日に遠足の代わりに親子でのレクレーションを行う予定ですが思い出に残る一日になるように準備を進めていきたいと思います。
2011年05月23日(月) No.394 (園長日記)

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