Diary

日光浴!?


今日Y先生が「園長先生、A先生が近所の方に『保育園の屋根にカラスが巣を作っているかも知れませんよ』と言われたそうです」と伝えてくれました。確かにゴミの日となると保育園の屋根に何羽かのカラスが留まり、カーカーと会話を交わし、人気のない時に集積所に降りてゴミ袋から美味しそうな物を物色しブレックファスト(BREAKFAST)を楽しんでいること!?が見受けられていて、つい数日前にも散らかった集積所の掃き掃除をしたばかりでした。以前、保育園の屋根に登った時の記憶を辿ってみても、あそこはカラスが巣を作る環境として適する場ではないと思ったものの、万が一のために屋根に登り自分の目で巣の有無を確認してみることにしました。場合によっては屋根に登ろうとした途端カラスに襲撃されることも考えられるので屋根に登る前に顔を出して見たところやはり巣はありませんでした。ところが不思議なことに屋根の上にドッジボールが一つ!一体誰がこんな所までと思ったのですが、数日前にも書きましたが子どもは遊びの天才。未満児クラスの非常用すべり台付近から屋根に向かってボールを投げればあり得ること・・・。と一人妙に納得したのであります。何れにしろカラスがいないことが確認出来たので安心して屋根に上がり、地震の被害を確認しながら屋根の四隅のストレーナにたまった腐葉土と化した落ち葉やゴミを掃除することにしました。久しぶりに登った屋根は今日の強い日差しを受けてとても暑く、ステンレスの屋根からの反射はまさに真夏の海水浴場、天然の日サロ状態(^^;)こんな雨風をしのげず隠れる所も無く暑い所に黒いカラスが巣を作ったら熱を吸収してたまらない事でしょう。彼等は間違いなく童謡『七つの子』にあるように山に巣を作り子育てをし、餌を求めてやって来ているのでしょう。
 さて、普段登ることのない屋根から見える保育園の近所は、まだまだ瓦屋根の修理が済んでいなかったり、土壁が崩壊した家があったり、低いところからは気付かなかった地震の爪痕が見えました。因みに保育園の屋根には全く被害がないことを改めて確認できたので安心しました。そんな屋根に登っている園長を下から見上げる子どもたちからは「園長先生、何しているの?」「どうやって登ったの?」「いいなあ〜!ぼくも(わたしも)登りたい」という声が多く聞かれました。結構広い屋根に屋上園庭ができれば子どもたちは大喜びするでしょうね・・・。
2011年05月20日(金) No.393 (園長日記)

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