Diary
カメ
先週のことです。3歳児クラスの子どもたちが「ねえ、園長先生、いつカメつれて来てくれるの?」と聞いてくるのです。実は我が家で10数年間カメを飼っていたのですが、一昨年の春、冬眠から覚め起きたカメに気付かずにいたため残念なことになってしましました。犬やネコのようになつくことはないカメですが、お腹がすいた時に人の気配を感じると餌を欲しがり首を伸ばす姿が見られるなど、長年飼っていると可愛いものなのです。そんなこともありカメが天に召された時は可哀想なことをしたとかなり落ち込んだものです。そんな落ち込んでいた時のある朝のことです。いつものように出勤するため玄関を出た時、なにやら足元に動くものを発見したのです。驚く事に、それは、な・な・なんと小さなミドリガメだったのです。きっとどこかで飼われていたカメが逃げ出して来たか、飼い主が持て余し逃がしたか?いずれにしろこのままでは車にひかれかねないので直ぐに捕獲し、また飼育したのです。そのカメを見たい(飼いたい)というので今日一緒に電車で保育園にやってきたというわけです。ところが3歳児以上に興味を持ったのが4歳児クラスの子どもたち。水槽を取り囲み、暫くの間カメの様子を飽きずに見ていました。現3歳児クラスの子どもたちは昨年度、金魚を飼育していたものの金魚が病気に罹り・・・。そんなわけで、現在生き物を飼育しているクラスがありませんでした。生き物を飼う事で様々な命がある事を知る事も出来ます。また、子どもたちの反応も良いので暫く保育園で飼ってみたいと思います。カメにとって子どもたちの反応が結構ストレスになるのでしょうが・・・。
2011年05月16日(月)
No.389
(園長日記)
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