Diary

友達がいるから楽しいね


 月曜日、登園した子ども達はお家の方となかなか離れられず、涙を見せる姿が見られます。お休みの間保護者の方と一緒に過ごしなかなか離れられなくなる気持ちもよく分かります。1歳児クラスでも、Hちゃんがお母様となかなか離れられず、泣いていました。するとS君が泣いている友達Hちゃんの顔を覗きこんでいるのです。そのまま保育者はS君の様子を見ていると、泣いているHちゃんが少しでも元気になる様にと、自分の顔をわざとくしゃくしゃにしHちゃんを笑わせているのです。そしてHちゃんがクスッと笑顔を見せるとS君もにこっと笑い、見ている私達をも優しい気持ちにさせてくれたひと時でした。その後、とても自然にHちゃんの頭を撫でてくれたS君です。産まれてからわずか1、2年しか経っていない子どもが、こうして自分の事だけでなく、友達の事をも大切に考え表現し遊ぶ姿は見ていてとても嬉しいものです。
又、1歳児のTちゃん、Yちゃんはクラスの友達が登園すると、嬉しそうに入口のところまで友達を迎えに行き、ぎゅ〜と友達を抱きしめ挨拶します。その姿を見ていると、「○○ちゃんおはよう 今日も一緒に遊ぼうね」との声が聞こえてきそうです。きっと普段、先生や保護者の皆さまに抱きしめてもらう経験をしているからこそ、こうして自然に友達にもする事が出来るのだと思います。

今週も友達や先生の繋がりを大切にしながら、子ども達一人ひとりの姿を見守り、成長を共に喜び合いながら過ごしていきたいと思います。
2011年05月16日(月) No.388 (保育日記)

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