Diary

将来の夢はレーサー


1歳児、T君を送ってきて下さるお父さんの車は男の子たちが憧れるスポーツカータイプです。今朝そのT君のお父さんの車を門のところから見ていた4歳児のT君、「園長先生、あの車スポーツカーだね!かっこいい!」「あの車はT君のお父さんの車だよ」と教えてあげると」「T君・・・?」「そう、T君のお父さんそろそろ二階から降りてくるから、お話ししてみたら?」と話しながらT君のお父さんを待っていました。ところが、いざ、お父さんが降りてくると恥ずかしくなった4歳児のT君。さっきまでの元気さが嘘のようになりモジモジしだすのです。そこで僕がそれまでの内容をT君に代わって話してみると「かっこいい?!ありがとう!じゃあ、こんど見せてあげるからね!」と言ってくれただけでなく、T君に手を振って車を走らせて行きました。そのことに満足したのかT君はニコニコ。そして一言「ぼく、大きくなったら車のレースする人になるんだあー!」と目を輝かせていました。ところがその後すぐ「園長先生は大きくなったらなりたいの?」と聞いてきたので「・・・・・。子ども!」と答えると「え〜っ?!それはむり」「だったらなにになればいい?」と聞き返すと間髪入れず「自衛隊か消防士」とのこと。そして続けざま「でも園長先生って本当は大工さんなんでしょ!」って言うので「誰から聞いたの」と聞けば、「だってママが言ってたもん!」との返事が返ってきました。T君にはきっと僕は仕事をしているようには見えないのでしょうね!確かに子どもと同じように遊んでいますし、ネクタイをして出勤することなど殆どなく、だらしない格好で過ごしていのですから・・・。まさか、T君のお母さんもそう思っていたりして(^^;)
2011年05月13日(金) No.386 (園長日記)

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