Diary

ねえ、知ってる?


今朝、動物好きの3歳児てんし組のN君に「ねえ、ねえ、N君パンダのシャンシャン中国に帰っちゃったね!?」と、このところ話題になっている上野動物園のパンダのことを話かけてみました。すると、「えっ?そうなの?」という想像していたことと違った返事が返ってきました。てっきり、どうぶつのことなら何でも知っていて興味ももっているかと思っていたので何だか拍子抜けといった感じがしました。ところが、そんな会話を近くで聞いていた、同じてんし組のR君くんが何を思ったのか「サンタさんはフィンランドに住んでるだよね〜!」と一言。そこで、「どうしてそんなこと知ってるの?」と尋ねてみると、どうやらお家で教えてもらったことを覚えていた様子。そんなR君の一言に子どもながらに様々な国があることを知っていることに気付かされました。コロナ禍となり、多くの方が海外旅行(渡航)が難しい数年を過ごしましたが、昨今、多様性が求められる時代となりました。R君を含めた在園児たち、午後に行われた「入園説明会」のために来てくれた来年度入園する子どもたちが大人になるころには外国人が身近にいて当たり前の時代となり、外国語(特に英語は)も当たり前のように使えるようになっていることでしょう。
 さて、少しずつ暖かくなって来たからでしょう。そろそろ北帰行すると思われる白鳥たちが今朝園庭上空を会話しているのか鳴きながらV字飛行していました。そうかと思えば、数年前に植えて以来、初めて実を付けた栴檀(せんだん)の木に鳥が止まり実を啄んでいました。栴檀の木が植えられている保育園の園長先生に「栴檀の実には毒がある」と以前聞いていたので、子どもたちには絶対に食べないように伝えて来ていましたが、人間よりもはるかに小さな鳥が食べている姿に改めて自然の不思議さを感じました。
2023年02月22日(水) No.3491 (園長日記)

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