Diary

ごめんなさい


雪の影響で一日遅れてしまった園庭の遊具の新設及び改修工事ですが、昨年度同様、今回も卒園児のお父さんであるYさん、Nさん、Sさん、そして、3歳児てんし組のNちゃんのお父さんにもお手伝いいただき作業を行いました。せっかくの連休にも関わらず、園の子どもたちのためにと朝から夕方まで時間を作ってくださいました。前日に雪かきをして準備をしていたとは言え、まだまだ雪が残りぬかるむ中、木(自然)の風合いを生かして手作りということもあり思うようにいかないこともありました。しかし、様々な資格を有する方々ということもあり、どうすればいいか、より良いものになるか意見と思いと知恵を出し合い、笑いながら取り組みました。ところが、今回の環境整備でシンボリックなところとなった大きな“うろ”のある桜の木を鳥海石の上に設置するときばかりは、その大きさが際立つこと、またできるだけ腐食しにくいようにすることを意識しながらも、子どもたちが“うろ”の中に入って遊ぶことをイメージし上下を考えつつ、あってはならない事故が起こることがないようにしっかりと安定することを最優先に何度もやり直しを重ねてようやく設置できました。その間の皆さんの表情はまさに職人・プロの顔つきとなり、鳥海石の顔をどう見せるか、重機を使うとはいえ(使うからこそ)重い石や桜を持ち上げるにはどこに帯(ロープ・ワイヤー)を掛けて持ち上げるかなど真剣そのもので、僕など全く持って必要ない存在だったように思います。そんな僕とは対照的に、在園中から父の仕事に憧れを持っている(持っていた)卒園児R君(小学校3年生)が一緒にきてくれて、作業の様子を見ていたのですが、血が騒いだのでしょう、見ているだけでは飽きたらず、要所要所で手際良く手伝ってくれるのです。特に前述の桜のうろの中をきれいに掃き掃除してくれるなど、その働きぶりは大人顔負け!その様子にお父さんは嬉しそうにしていました。ちなみに、 R君が掃き掃除をしてくれたというのに、うろの中にはたくさんのおが屑のようなものが残っていたこともあり、朝、外遊びに出てきて不思議なうろの中に入り「恐竜の口の中にいるみた〜い」と喜んでいた子どもたちの服にたくさんまとわりついた木の屑と服がモップとゴミの関係のように見えてなりませんでした。保護者の皆様には洗濯物を増やしてしまうことになり申し訳ありませんが、しばらくはそんなことがあるかも知れませんがご理解とご協力をお願いいたします。
 最後に、作業を優先し昨日の礼拝を欠席させてもらいました。神様お許しください。
2023年02月13日(月) No.3484 (園長日記)

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