Diary

心願成就


子どもたちの安全のため、朝夕の送迎時間帯以外は通行止めにしてある園舎東側の道路で5歳児めぐみ組の子どもたちが担任のN先生先生がチョークで書いてくれた丸を「ケンケンパ」と言いながらピョンピョン跳ねて遊んでいます。そんな姿を見て“楽しそうでいいなあ”と思って見ていたのですが、そんな子どもたちに「もしよかったら、これに窓とか描いて電車にしてみない?」と車止めのコンクリートに絵を描いてみることを提案してみました。すると、最初、「園長先生は一体何をいってるの?」という表情をしていた子どもたちがイメージが湧いて来たのか「やるやる!」と言ってチョークを手にコンクリートの車止めを車両に見立て窓などを描き始めました。中でも絵が好きなM君はチョークで服が汚れることなど気にする様子もなく腹ばいになり何両もの電車を描き、その電車たちが今にも走れそうな線路まで描いてくれました。随分前のHPに車止めに色を塗り電車にしたいということを書いたように思うのですが、自分ができなかった(したかった)ことを子どもたちによって心願成就してもらえたように思い嬉しくなりました。とは言え、これから連日のように降りる霜、そして、雨や雪が降れば跡形もなく消えてしまいます。そうならないように、今度はペンキで描いてもらおうかなぁ?そんなことを思わされました。
 さて、今朝はやけに寒いなあと思いながら出勤したのですが、案の定、仙台の朝の最低気温はこの冬一番だったようで職員室前の水飲み場の水道三つのうち一つが凍ってしばらく水が出ないほどでした。そんな中、仙台駅前には消防車や救急車やパトカーといった特殊車両が赤色灯を付けながら停車しています。いったい何があったのかと思ったら、今朝早くに火事があり消火活動が続いていたようなのです。仕事とはいえ、この寒空のもと消火活動に当たって下さった消防隊員、警備や対応に当たってくださった警察の方々に頭が下がりました。まだまだ空気が乾燥していることに加え暖房器具の使用頻度が高くなることもあり火事が起きやすい季節です。そんな中、年末年始に火事のニュースを見聞きすると胸が痛みます。保育園でも暖炉が原因で火災が発生するようなことがないように気を付けようと思います。

PS:5歳児のぞみ組の子どもたちが「サンタクロースからのカードが届いた」「23日にプレゼント持ってきてくれるんだって」と嬉しそうに教えに来てくれたのです。偶然、今日、赤いセーターを着ていたこともあり何人かの子どもたちが「サンタさんって、園長先生なんじゃないの?」と問い質されました。僕はサンタクロースではありませんが、23日に子どもたちにプレゼントが届くことを祈ってます。
2022年12月20日(火) No.3449 (園長日記)

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