Diary

何と答えればいいのやら・・・


5歳児にもなると思いがけない質問をしてくることがよくあります。二週間ほど前だったでしょうか、めぐみ組のKちゃんが「ねえ、園長先生って『おとな』なの?それとも『子ども』?」と聞いてきたので、「大人なんだけど子どもかな?」と返事をしたところ「じゃあ、ことな(子人)だね」と面白い言葉で表現してくらました。ところが、今朝も「ねえ、園長先生って『おとな』なの?それとも『子ども』?」と尋ねてきたので「ことなだと思う」と返事をすると「ふ〜ん!そうなんだ」と納得した様子。もちろん体力的にはとうの昔にお年寄りに近いのですが、精神年齢は子どもたちと同レベル、ということは「ことな」というより「ことしより(子年寄り」といった具合なのかも知れません。そうかと思えば、寒さにめっぽう強い印象のMちゃんが最近、タイツを履いてくるようになりました。すると一昨日の朝「ねえ、園長先生、今日、半タイツ履いて来たんだけど見たい?」と聞いてくるのです。半タイツが一体どんなものなのかよくわからないものの、いつも素足で過ごしていたMちゃんが暖かそうな黒いタイツを履いてきたことからしてそのタイツを見せたいということは間違いない、そう察して丁寧にお断りしたのですが、このことを担任のN先生に報告したところ大笑いしていました。子どもたちの思いがけない質問に困ってしまうことはしばしばありますが、そのために応えられる(答えられる)柔軟な考えを失わないようにしなければ、そんなことを思わされます。一方、0歳児ひかり組の子どもたちは保育室の窓のところに並んで廊下を歩く僕に何やら話掛けようとしてくれているらしくニコニコご機嫌です。しかし、何を言っているのか分からず、しっかりと応えてあげられず申し訳なく思ってしまいます。また、2歳児うみ組のYちゃんのお誕生会のためお母さんがいらして下さったのですが、こんな時期にになってもゴザを広げ、靴下を脱いでごっこ遊びをしている子どもたちに「いっしょに遊ぼう」とごっこ遊びに誘ってもらい困惑した表情を見せていました。
2022年12月13日(火) No.3443 (園長日記)

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