Diary

嬉しい出来事!


園庭でさつまいもを収穫して以来、やきいもをすることを楽しみに小枝や落ち葉を集めていましたが、お休みする子どもたちが多くなってこともあり延期が続いていましたが、今日、ようやく念願かなって実現することができました。担当の先生たちは「明日、風が強くなる予報があるので・・・」と心配していましたが、一夜明けた今日、そんな心配は無用の天気となり、やきいもを楽しみに登園してきた子どもたちは、イモを洗い、新聞紙やアルミホイルに包む作業や集めていた枝や落ち葉を運ぶ手伝いなど喜んで取り組んでいました。そして、枝や落ち葉に火が入り、空に向かって立ち上る白い煙が、やきいもによって製造される雲のように見えて不思議な感覚を覚えました。
 さて、そんな楽しいやきいも作りに取り組んでいる時、園舎内外に♪ピンポンパンポ〜ンというチャイムが鳴り、地震発生と避難することを知らせるアナウンスが入りました。このアナウンスと避難指示は主任のY先生と事務のOさんしか知らず、子どもたちにはもちろん、職員は誰も知らされていない、抜き打ちの避難訓練でした。しかし、これまでの経験もあり、チャイムが鳴った途端、動き(遊び)を止めプレーリードッグやミーヤキャットのように周りを見渡し、アナウンスの指示に従い、近くの先生たちのところへ駆け寄り静かに身を屈め次のアナウンスを待つ姿が見られ、地震が収まったことを知らせるアナウンスを聞くと遊びが再開され賑やかな園庭に元通り!しかし、ほどなくして今度は火事発生にともない車掌車のところへ避難するようなアナウンスが入ると、保育室でクリスマスに向けた準備をしていた5歳児めぐみ組の子どもたちが防災頭巾を被り園庭に避難してきました。そして、各担任から子どもたちが無事避難した報告を受けるまで要した時間は4分。二階建ての建物、そして、広い園庭で好きな遊びややきいもをしていた中での抜き打ちの避難訓練で子どもたちと先生たちが避難するのに要した時間が長いか短いかの判断は難しいのかも知れませんが、子どもたちも先生たちも真剣だったことは間違いありません。
 さて、これまで何度となく玄関ホールに並べられ、お買い求めいただいている野菜、今日もカブや大根を並べたのですが、その中にスーパーや八百屋さんではとても商品とならない大根を袋に入れ顔を描いて並べてみました。正直、買ってもらうことはないと思っていたのですが、意外や意外、多くの子どもたちが不思議な大根に気付き足を止めてくれました。そして、5歳児めぐみ組のHちゃん、3歳児てんし組のHちゃん姉妹が買ってくれて、お人形のように抱きかかえて降園していきました。これまでの売り上げを含め、クリスマス献金やウクライナの子どもたちのためにお送りしたいと思います。お買い求めくださっている保護者の皆さん、本当にありがとうございます。
2022年11月22日(火) No.3429 (園長日記)

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