Diary

素敵ですね


園舎2階が生活スペースの3・4・5歳児は朝、送って来てくれたお父さん・お母さんが出勤するする姿を玄関上の大きな窓や階段の踊り場から「いってらっしゃ〜い」「〇〇時にお迎えにきてね」「じゃんけんぽい」とコンタクトを取るのが朝の恒例の姿です。特に5歳児は遠足が延期になったもののお弁当持参だったこともあり、嬉しそうに登園してきました。そして、めぐみ組のHちゃん姉妹が踊り場から車に向かったお母さんに向かって大きな声で「ママだ〜い好き!」と叫びました。その時、お子さんを保育室に預けお仕事に向かうために階段を降りて来た4歳児はと組のK君のお母さんがその声を聞き「わ〜かわいい!」とおっしゃっるので「素敵ですよね」と話し掛けると「本当にそうですよね」と言って車に向かっていきました。大好きなおかずが入っていたであろうお弁当を持ってきた(作ってもらった)から出た「ママ大好き!」ではないことは、車を見送る2人の姿はもちろん、多くの子どもたちの姿や様子から伝わってきます。そして、そう言ってもらえる保護者の方々も幸せだなあ、そう思いました。
 さて、やきいも作りのために集められた落ち葉を更に乾燥させるため、夏にプールが設置するアスファルトの上に広げられました。子どもたちはその落ち葉を拾い上げて空へ向けて放り投げて頭に降ってくるのを喜ぶ姿や、良い音を立てるのが嬉しくて踏みしめる様子が見られました。そうかと思えば、3歳児ひつじ組のT君は砂場で使うことを目的に作られている玩具(トンネル)を腕に装着し、足にはレーシングカートのタイヤを履き、ロボットになり切って闊歩していました。この姿、誰に教えてもらうわけでもないのに毎年みられるのです。子どもの思考回路は同じということなのでしょう。
2022年11月11日(金) No.3422 (園長日記)

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