Diary

秋を満喫


ここ数日の間に県内各地の山で初冠雪となったことがニュース等で伝えられるようになり、更に朝夕の冷え込みも進んできました。しかし、日中お天気が良ければ寒さを感じるどころか、身体を動かして遊ぶと汗ばむほどで、まだまだ外で過ごすことができます。それを体感しているのでしょう、4歳児あい組のKちゃんが園庭で仰向けになり空を見上げて気持ち良さそうに眠っているのです。近くには同じてんし組の子どもたちが遊んでいるのですが、面白いことに特別Kちゃんの姿に気に留める様子もなく別なことをして遊んでいるのです。また、その近くでは、3歳児てんし組のM先生が色づいた落ち葉を拾い集め、その落ち葉の穴に解け落ちたゴザの紐を通してネックレスを作ってあげていました。子ども達は唯一無二のペンダントを首にかけてもらいニコニコ嬉しそうにしていました。そんな落ち葉の多くが来週のやきいも作りのために拾い集められてしまうことになりますが、もう少し落ち葉遊びが楽しめそうです。
さて、アメリカやカナダなどのキリスト教信者の多い国では11月の第4木曜日はクリスマスと同じくらい盛り上がる「感謝祭」で祝日です。この日は収穫を祝い、家族や友人が寄り集まってローストターキーなどのごちそうを食べたり、アメリカンフットボールを観戦したりするのが定番の過ごし方だそうです。一方、保育園でもご家庭から野菜や果物を持ち寄っていただき秋の恵みを感謝する礼拝を守り、野菜や果物をお世話になっている方々のところへ届けに出かけます。しかしながら、今年度はコロナウイルスの感染が収まらないこともあり、子どもたち先生たちの代わりに軽トラックで交番や警察署、大河原町役場、桜〇味噌、ご〇すけおばちゃん宅などに出かけてきました。例年と違い子どもたちがいないこともあり、讃美歌を歌うこともなく、とても静かで事務的な訪問となった気がします。そんな中、大河原警察署では春「花の日礼拝で」訪れた5歳児のぞみ組の子どもたちが蒔き、夏に咲いたアサガオの種を署員の方が収穫し、それを袋に小分けにして準備して待っていてくださいました。本当であれば子どもたちに持ち帰ってもらいどんどん増やして欲しいところですが、来年は保育園で育ててみたいと思います。夕方、暗くなり始めたころ、雪虫が飛ぶ姿を今年初めて見つけました。確実に秋から冬へと季節が替わっていることを感じさせられます。
2022年11月07日(月) No.3418 (園長日記)

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