Diary

続いている


毎朝園舎内の消毒をしていて気づいていたこと、それは、朝、太陽が差し込まず寒いくらいの時間帯に園舎西側で3・4・5歳児の親子で遊ぼう会の備品として使われた複数のタイヤを自分たちで並べたり、転がしたり工夫して遊ぶ子どもたちの姿が見られていたことです。大人の感覚とすれば、狭く寒いところで遊ぶのではなく、日の当たる園庭に運び遊べばいいのにと思ってしまうのですが、自分もそうでしたが、子どもは人目につかないところでこっそり遊ぶことが好きな生き物。今朝、そんな子どもたちの特性をしっかり把握し、それをさらに継続・発展させるように丸窓のところから、タイヤやコンクリートブロック、角材などありとあらゆるものが飛島のように並べられ、それが2歳児の保育室前まで続いているのです。そこを渡るために子どもたちの行列ができ、楽しそうに遊んでいたのです。見方、考え方によっては「危ないから」とストップしてしまいそうなこの遊びですが、そんな姿に気付いた5歳児めぐみ組のS君Sちゃんのお母さんは丸窓の外を眺め「あら〜!楽しそうなことしてるね」と二人に遊びを促すような声をかけてくださるのです。第一光の子保育園の保育をご理解くださっていると実感できるその一言が何だかとても嬉しい朝でした。そして、園庭中央でないからこその遊びであり、身体を動かして遊んでいる子どもたちにとって日差しなど余り関係ないことを思わされました。それどころか、秋空のもと外で給食を食べていた5歳児の子どもたちは「暑〜い」と言っていました。反対にこの季節、お昼頃にならないと日差しが差し込まない職員室で窓を開けたままで事務仕事をしていると、何か一枚羽織るか暖房を入れないと辛くなってきました。本格的な寒さの到来まではまだまだ先なのに寒い季節が春まで続くことを考えると「・・・・。」これも歳のせいでしょう。
2022年10月28日(金) No.3413 (園長日記)

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