Diary

ご機嫌!


今日は、4歳児あい組・はと組の子どもたちが心待ちにしていた「遠足」の予定日でした。「親子で遊ぼう会」のように雨の心配も日中の気温のことも心配無用で、目的地である「とんとんの丘」のカピパラもお風呂に入ることなく、日向ぼっこをしてウトウトお昼寝できるような遠足日和となったこともあり、子どもたちはお弁当や動物たちの餌が入ったカバンと水筒を嬉しそうに持ち、いつになくハイテンションで登園してきました。そして、いつもなら外遊びが盛んになる頃、出発前に保育室で集まりをして、持ち物やトイレなど準備を整えて嬉しそうにバスに乗り込み出発となったのですが、あい組・はと組の子どもたちの出発を見送りに来てくれた他のクラスの子どもたちが羨ましそうな表情でバスを送り出してくれました。園を出て目的地まで走るバスの中は嬉しさが爆発したかのような賑やかさ!それは到着しても変わらず、集合写真を撮影し、動物たちがいる丘までの道を歩く時も足取り軽く大喜びで、広げたブルーシートの上にお弁当の入ったカバンを置いた後、気をつけて欲しいこと、守って欲しいことを伝えてもらった後は、動物たちに餌をあげたり保育園にはない遊具で遊んだり思う存分遊ぶことができました。そんな子どもたちの姿を見て痛感。再確認したこと、それは、結構なスピードで結構な長さを滑空する遊具に臆することなくトライする子どもたちがたくさんいることです。それだけではありません、体幹はもとより、腕力がなければ振り落とされそうな反動をも「楽っのし〜い!」と言いながら何度も並び直すこと、そして、当たり前のようででなかなかできない友だちが乗りやすいように手伝ってあげるという優しさがしっかり育っていること。また、遊具で遊ぶだけでなく、動物たちに関わり餌をあげて空っぽになった袋に落ちているのを見つけたどんぐりを拾い集めて大切そうにしてる姿、この時期に落ちてくる朴の木の葉っぱでのお面作りなど、自然との関わりを楽しめることです。そして、身体を使ってたくさん遊んだためでしょう、まだ、10時半頃だというのに「◯◯先生、お腹空いた〜」と担任の先生にお弁当を食べたいことを訴える姿がありました。そして、念願のお弁当となったとき、嬉しそうに蓋を開け、お互いのお弁当を見せ合い夢中で食べていました。しかも食べ終えるのが早いこと早いこと!気持ちのいい天気、素敵な仲間が一緒であれば、臭って欲しくない「トントンの丘」につきものの香りが漂ってきても気にならないようです。来月は、5歳児の子どもたちの遠足が予定されていますが、今日のようなお天気の下、出かけられることを願うものです。
2022年10月21日(金) No.3408 (園長日記)

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