Diary

最高です


今日は多くの乳幼児施設で「運動会」が行われたことと思いますが、昨日の雨を考えれば日程の延期や屋内での開催を判断したところがあったかも知れません。何を隠そう、僕も昨日のグラウンドコンディションを見て、屋外での開催は厳しいと思い小学校の体育館での開催をシュミレーションして眠りにつきました。しかし、朝起きて直ぐに外を見ると仙台は雨が上がり、道路も乾き始めていることから、もしかすると外でできるかもという一縷の望みをかけて園に向かいました。園に着いて直ぐにグラウンドの状態を確認しに行ってみると、水溜りはあるもののぬかるむほどではなく「大丈夫かも?」と一筋の光明が差して来たのです。しかも、それは僕だけでなく先生たちも同じで、また体育館とグラウンドを管理して下さっている管理人さんも同じだったようで、担当日ではなかったにも関わらず状況確認をしに来てくださり、水溜りの水を掻き出し砂を運び均す作業まで手伝って下さったのです。ということは、当然のことながら誰一人として体育館での開催は考えずテントや旗や音響の準備が進められ参加者を待つことになりました。嬉しいことに、その間3歳児ひつじ組のKちゃんのお父さんが「園長先生おはようございます!何かお手伝いすることはありませんか?」と手伝いに来てくださり、グラウンドの整備や備品を運ぶ手伝いをして下さったのです。このように多くの方々にサポートしていただき始められた頃には雲ひとつない青空が広がり、その下では笑顔と歓声と悲鳴とが広がりました。その様子を見ていて、やはり青空の下での親子行事は最高だと感じました。それだけではありません。全てが終了し、片付けをする時にも沢山の方々が手を貸してくださる姿にも喜びを感じました。そして、全ての片付けを終え、職員室に集まり報告事項を確認して退勤となったのですが、疲れていてほっとしたいだろうに、玄関ホールに張り出された今日の写真を見ながら「この写真の◯◯君の顔良いよね」「こんなに高くジャンプしてるの誰?」「マスク外すとこんな顔なんだね」「◯◯くん・ちゃん、本当に恐竜怖がってたね」「○○君のお父さん早かったですよね」など話が絶えない先生たちの姿・様子から、こんなに子どもたち、保護者の方々を思っている先生たち(園)はそう多くはないように思い嬉しくて仕方がありません。最高のスタッフ、保育園だと思います。ただ、少し残園だったことは、まだまだコロナの影響によって参加人数を制限しなければならず、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんたちなどに参加してもらえなかったことです。
 最後にご参加くださった皆さん、家庭保育にご理解ご協力くださった保護者の皆さん、東部体育館・運動場の管理人の方々、毎年テントを快く貸してくださるY工務店など全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。
2022年10月08日(土) No.3399 (園長日記)

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