Diary

やればできる!?


先日、間もなくザクロが食べられそうになっていることをお知らせしましたが、園庭に植えてある柿の木に実っている実も少しずつ色付き始めたことで、子どもたちも気づくようになりました。特に正門近くの木にオレンジ色に熟した実を見つけた5歳児めぐみ組のK君とS君。木の下から実を眺め「おいしそうだなあ、採って食べたいなあ」と話し合っている声が聞こえてきました。実はこの柿、渋柿のためそのままかじると、スーパーや果物屋さんで売られている甘柿では味わえない衝撃的な味・感覚を味わえるので、本当なら採って食べて欲しいと思っているので、こっそり食べてくれないか見ていたのですが、さすがに5歳児なると自分の気持ちをコントロールできるようになり、採りたい実を眺めるだけで我慢できるのです。また、多くの5歳児はこれまでの経験から、この柿の実は甘くないので食べない方がいいとインプットされているため、色付いても採って食べることはほとんどありません。だからこそ、何とも表現しずらい渋柿の味をK君たちには経験して欲しかったのですが、残念ながら今日は叶いませんでした。
 ところで、この頃、めぐみ組で“アルプス一万尺”が流行っているのか、今朝A君に「園長先生、超早いスピードでやってみよう」と言われやってみたものの、A君の要求するスピードに乗ることはできず、取り巻きにまで大笑いされてしまいました。そこで、「あのね、アルプス一万尺は、みんなが歌っているさんびかでもできるんだよ。」と伝え、この頃歌っている讃美歌を歌いながらやってみました。すると、歌は違えどピッタリなことに大喜びして担任のN先生にも伝えていました。ところがさすがN先生、今度は讃美歌ではなく子どもたちが好きな歌でもやってみて「この歌でもできるね」と皆で喜び合っていました。
 さて、明日は3・4・5歳児の「親子で遊ぼう会」の予定日です。ところが午前中から雨が降り始め、午後、お借りしたテントの設営など終えた頃には会場となる東部グランドには大きな水たまりが・・・。この夜中には雨が上がり、風が吹いて乾いてくれることを願いながらも、小学校の体育館での開催となっても大丈夫なようにシュミレーションして準備物をバスに詰め込みました。
2022年10月07日(金) No.3398 (園長日記)

No. PASS