Diary

どう、きれいですか!?


よほど、昨日のケーキ作りが楽しかったのでしょう。5歳児めぐみ組のKちゃんとEちゃんは朝からケーキ作りのために遊具小屋からたくさんのお皿を運び出し、畑に植えてあるマリーゴールドや園庭に咲いている花を摘んできれいに飾り付けたケーキ作りに並べてケーキ屋さんごっこを楽しんでいるのです。しかも、今日はケーキだけでなく、飲み物ものも作ったようで「園長先生、今日は飲み物も作ったんだ」「どう、おいしそう?」「きれいでしょ」と言うので見せてもらうと、南国リゾートを思わせるような花びらが浮かべられた二人がコーヒーと言う飲み物が並べられていました。また、のぞみ組のTちゃんは、解れて落ちているゴザの紐を器用に使いマリーゴールドを結んでネックレス作ったようで皆に「すっご〜い!」「じょうず!」「かわいい!」と褒められ・羨ましがられていました。こんな風に花が使われるお陰で昨日まではたくさん咲いていたマリーゴールドが随分少なくなった印象を受けました・・・。そんなケーキ作りにほとんど興味のない様子の男の子たちは経年によりボロボロになった丸太が気になるようで「園長先生、これ壊していい?」と尋ねてきたので「いいよ!バラバラになったら暖炉で燃やそう」と返事をすると、目を輝かせ蹴って木を割ろうとするので「それでは割れないなあ!じゃあ、いいもの持ってくるから待ってて」と声をかけ斧を取って来て柔らかくなった丸太を割って見せると「すっげ〜!バラバラになった」と嬉しそう。そして、粉々になった丸太を一輪車に載せる手伝いをしてくれました。園庭にほったらかしにしていたため水を吸って湿っているので、暖炉で使うには乾燥させてから使わなければなりませんが、めぐみ組のK君、S君、4歳児はと組のS君のお陰でスッキリ片付きました。
 そして、今日一番きれいになったところ(こと)それは、職員室の隣の医務室前のバルコニーで5歳児数人が遊ぼう会で使う備品のところで遊んでいたのですが、その時、転びそうになったのか、何気なく手を付いたのか一枚の網戸が見事に枠から外れてしまいました。ほとんどの保育室が同じようなことになっている中、職員室と医務室だけは何とかかんとかその役目を果たしてくれていたのですが遂に・・・。ところが、そんなことが起こっても子どもたちは「きれいに壊れた」と表現するのです。確かに破れてしまったわけでも枠がひしゃげたわけでもないので、その表現は強ち(あながち)間違っていません。蚊も少なくなってきたので時間を見て修理をしようと思います。
2022年10月04日(火) No.3395 (園長日記)

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