Diary

楽しい一日


10月に入り学校や職場では「衣替え」の季節を迎えました。しかし、10月最初の平日の今日は日中、日差しが降り注いだこともあり身体を動かすとまだまだ汗ばむような一日となりました。ところが、夕方、保育園の畑に野菜を収穫に出かけて時、白石川の上空を一羽の白鳥が飛ぶ姿を見て確実に・嫌でも寒さが近づいていることを実感させられます。そして、今週「親子で遊ぼう会」が予定されて今っすが、晴天はあまり期待できず、それどころか、少しずつ気温が下がるようで長袖が必要になってきそうです。この遊ぼう会に限らず5歳児にとっては全ての行事が保育園生活最後ということになりますが、遊ぼう会は「クラス対抗の遊び」もあるため、毎年熱が入ります。それを象徴するように保育室には作りかけのクラスの旗が準備されていて子どもたちと担任の思いが伝わってきます。遊ぼう会当日、保護者の方々のリレーの際、子どもたちがこの旗を振りながら一生懸命にお父さん・お母さんを応援する姿が頭に浮かびます。5歳児のリレーと保護者のリレーは遊ぼう会の人気プログラムとして定着した感があるので、子どもたちの旗とは別に、東北の悲願だった白川を越えた深紅の優勝旗よろしく、保育園にも優勝旗があれば保護者の方々のリレーが一層盛り上がるような気がします。
 さて、先月に引き続き、0歳児ひかり組に2人新入園児が加わりました。2人とも兄姉が在園しているため、保育園には慣れているはずですが、Rちゃんからは涙している姿が見られました。一方、K君からは笑顔すら見られるのです。しかし、兄のK君は弟が泣いていないか心配だったようで、バルコニーからひかり組の保育室を覗いているので「Kちゃん、お部屋に入って遊んであげたら!?」と声を掛けると嬉しそうに保育室は入り、弟のところに駆け寄り話し掛けていました。先月入園したS君とY君は随分保育園に慣れたとは言え、担任の先生に加えサポートに入ってくれている主任のY先生はしばらく大変な毎日となりそうです。
 長くなりましたが、虫除けのために畑に植えたマリーゴールドは、肥料が効いているからなのでしょう、まだまだ花勢が衰えず、沢山の花を咲かせています。5歳児めぐみ組のKちゃんとEちゃんがメドウセイジの花や落ち葉を使いケーキ作りをしていたので、「あそこのお花も使ってみたら?」とマリーゴールドを摘んでみることを提案してみました。いつもであれば「採らないで」と言われるはずの花を摘んでいいと言われ「えっ!?いいの?」と聞いて来ましたが、お墨付きを得たことで安心したのか、色とりどりの綺麗なケーキを次々作り、その度に「園長先生見て!」と言って見せにきてくれました。また、虫を全く怖がらない子どもたちは、何と、結構な大きさの蛾を見つけ、つついてみたり、触ってみたり・・・。そこで、肌が荒れたり痒くなっては大変なので「しっかり手を洗ってね」と声を掛けましたが、本当に逞しい子どもたちが沢山いることを再確認させられました。また、寒くなる前に栄養を蓄えなくてはならないのかカエルが虫を狙っている姿が見られるなど、今日も面白い一日でした。
2022年10月03日(月) No.3394 (園長日記)

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