Diary

影響大


一昨日、来春小学一年生になる5歳児が小学校で行われた発達検査がに行ってきました。兄や姉がいるこどもたちはこの日を楽しみにしていましたが、就学することに不安をもっている子どもたちにとっては、小学校という未知なるところへ行くこと自体が不安で仕方がないようで、「園長先生、学校に行きたくない」「保育園にずっといたいなあ」なんて報告してくる子もいました。ところが翌日の昨日、そんな不安げそうにしていた何人かの子どもたちに「学校どうだった?」と尋ねてみました。するとどうでしょう、学校の先生方の細やかな配慮と心遣いがあったのでしょう。「楽しかった」「〇〇してきた」「女の先生だった。」「〇〇君(ちゃん)はどっちだった?」と会話が弾むほど楽しんで来てくれた様子が伝わってきました。そして、園庭中央では、親子で遊ぼう会のプログラムとなりそうな遊びを楽しむ子どもたちを見ながら、「学校ごっこ」なる遊びが始まっているのですから驚くやら、ホッとするやら・・・。給食後にはめぐみ組のHちゃんとSちゃんが鏡を見ながら大笑いしているので、何をしているのか見ていると、「変顔して笑わせてみて」と言い合いおどけた顔を作り鏡を見ながら爆笑しているのです。こんな子どもたちが数か月後、卒園式で卒園証書を受け取るころには皆、小学校への期待を膨らませていてくれることを願います。
 さて、コロナ禍になって以来、階段の手摺や玄関の自動ドア、トイレの扉の取っ手や、お家の人に手を振ってバイバイする玄関上の窓ガラスなど、子どもたちが触れることの多い箇所の消毒と玄関に持ち込まれる砂の掃き掃除を続けています。子どもたちはそんな日常をしっかり見ているようで、今日は5歳児のぞみ組Aちゃんが自主的に箒と塵取りを手に掃き掃除をしてくれているのです。狭い空間で送迎の保護者と子どもたちが行きかう時間ということもあり思うように使うことはできないものの、その姿にほっこりさせられ嬉しくなりました。
2022年09月22日(木) No.3388 (園長日記)

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