Diary

どんな秋!?


「〇〇の秋」、この○○に適当な言葉を入れてください。という問題が出されれば、日本人の多くが「食欲・読書・スポーツ・芸術・行楽」といった言葉を思い浮かべるでしょう。保育園の子どもたちや園庭に変化の様子からも、そんな模範的な答えにピッタリな行動が見受けられます。例えば今朝2階廊下の絵本コーナー前に置かれているベンチに座ったN君、Hちゃん、T君が絵本を広げ夢中で読んで(見て)いるのです。その様子をベンチの後ろからIちゃんが覗き込んでいます。そんな様子は「読書の秋」。また、のぞみ組・めぐみ組の保育室前には先日の稲刈りの様子を描いた絵が飾られているのですが、1枚たりとも同じものはなく、一人ひとり印象に残った思い思いのシーンを表現しているのは「芸術の秋」。その中でもめぐみ組のMちゃんの絵にはお泊り保育の時同様、なぜかカメラマンのMさんが描かれているのです。その感性がとても面白いと思っているのですが、これから卒園までMさんにいらしていただける行事は限られています。来月の遊ぼう会を終えた時、果たしてMちゃんの絵にMさんは描かれるかどうか?楽しみです。そして、今日4・5歳児は青空と太陽の日差しの下、隣接する東部グランドでサッカー教室を楽しんでくることができました。11月には第二光の子保育園・角田光の子保育園の5歳児のサッカー大会が予定されているなど、「スポーツの秋」。そして、玄関前の栗の木に実っているきみどり色のいがが割れ始め茶色い実が落ち始めました。また、「秋茄子は嫁に食わすな」のことわざを象徴するかのように5歳児が育ててきた畑には美味しそうなナスがまだまだ実っています。そして、植えたばかりの時には枯れてしまったのでは?と心配したさつまいもが畑を覆い尽くすように育っている様子から、土の下(中)で大きないもが育っていること、それを収穫し美味しく食することを想像することは「食欲の秋」となるのでしょう。その他にも子どもたちの様子をみていると、「虫探しの秋」「小学校が心配な秋」など色々な言葉が浮かんできます。さて、皆さんはどんな秋を過ごします(過ごしています)か!?
2022年09月16日(金) No.3385 (園長日記)

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