Diary
衰えを痛感
何故でしょう?毎日、誰かしらが「ねえ、園長先生ちょっと来て」とか「○○してちょうだい」と職員室へやって来ます。今日も5歳児めぐみ組の子どもたちが「園長先生タイヤ動かしてちょうだい」とお願いしにきたので、古タイヤを移動する程度だろうと思い、子どもたちの後について行きました。すると普段太鼓橋に吊るされているフックの付いたロープがタイヤに繋がれていて、そのタイヤにAが座り引っ張って欲しいと催促するのです。どうやらT先生が始めてくれて楽しさを味わったものの、自分たちの力だけではどうしても動かず困っていた様子。そのために僕にタイヤを引っ張る(動かす)役をして欲しかったということが分かりました。そこで、お願いに応えるべくロープを握りしめ引っ張ってみました。すると、思いのほか簡単に動き始めたのですが、昨日降った雨で砂が湿っていたこともあり、タイヤに砂が詰まること、手伝いのつもりで押してくれる子どもたちの重さが加わり園庭一周すると太ももに乳酸が溜まる感覚を覚えてしまうのです!それは、さながらラグビー部などのハードな練習といったところ。そして気付かされました。何と体力が落ちているかを・・・。そんなことを思っていたところ、今度は5歳児のぞみ組の子どもたちが「園長先生川の方にボールが飛んで行っちゃったから取って」という新たなお願いが舞い込んできました。しかも「川に落ちて流れちゃったかも知れない」と言うので、川(掘り)に入ることや1m以上に伸びた藪の中に分け入ることを覚悟して長靴を履き、エプロンを身につけ、飛んで行った様子を見ていたという数人の子どもたちを引き連れて出かけました。そして「そこら辺だよ」と指さす辺りの土手に「よっこらしょ」と分け入ったのですが、ボールはどこにも見当たらず、ススキの葉などで腕が痒くなるだけのボール探しとなりました。その一方で、春に田植えをした田んぼの稲がたわわに実っていることを見ることができたり、普段園庭から見下ろす土手側から園庭を見ると、フェンスに結構な太さになった葛の蔓が絡みついていることに気付いたりと新たな発見があり、園に戻って早々に葛の切り取り作業ができました。
その他にも、栄養士のY先生のお母さんが先日から正門付近やフェンス際にお花を植える作業をして下さっているのですが「これお水に浮かべてあげてください」と色とりどりの花を持って来て下さいました。そこで、たらいに水を張りいただいた花を浮かべたところ、女の子たちがたらいを囲んで「かわいい!」「きれい!」と花の浮かんだ優雅な水遊びを楽しんでいました。また、3歳児てんし組のHちゃんがオオカマキリを捕まえている様子に男の子たちもビックリさせていましたが、イナゴやバッタ、コオロギの姿が見られるようになってきたので、カマキリたちがグングン成長していくことでしょう。
2022年09月02日(金)
No.3375
(園長日記)
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