Diary

分業制!?


月曜日から土曜日まで毎日保育時間(開園時間)は12時間。その中でも労働時間を守らなければならないため毎月シフトづくりをしてくれている主任のY先生の苦労は如何なるものか?いつもそう思わされています。また、クラス担任であろうとも朝番や延長保育を担当することや、平日に振替休日でお休みなんてこともあります。しかし、そのことにより多くの先生たちが様々なクラスに入ることになり子どもたちの顔と名前、性格などを覚えてくれて園全体で子どもたちを育ててくれていることを感じます。今朝も4歳児あい組のN先生が乗り物置き場の柱に長縄を結びつけ、丸太に座って順番を待つ色とりどりの子どもたちのために縄を回してくれていました。その乗り物置き場の屋根にも濡れてしまったと思われる4歳児はと組の色とりどりの長靴が並べられていましたが、急に雨が降り出すとお休みだった担任の代わりに取り込んでくれていました。ドイツや北欧の保育施設には玄関と乾燥室が一体になっていたり、濡れたブーツ(長靴)を乾かすための面白い工夫や備品が常備されていることがあり、冬の寒さ(厳しさ)が違うことを思わされたことを思い出しながらも、何ともほのぼのとした風景でニッコリさせてもらいました。
 さて、今日から9月、さらに秋が近づいていることとカレンダーが残り少しとなり年末へと向かっていることを実感させられます。しかし、日中の蒸し暑さは夏に戻ったようでしたが、5歳児のN先生・W先生に秋「冬野菜を植える準備を始めたいのできゅうりやトマトを育てていたところを耕して欲しい」とお願いされました。少し動いただけでも汗が流れるような湿度でしたが、今日を含め天気が崩れそうな予報だったため管理機を運び出し、残り少なくなっていたガソリンが気になりながらも作業に取り掛かりました。春先とは違い、まだまだ柔らかさが残っていたため最初から子どもたちにも手伝ってもらえそう。そこで目を輝かせ作業を見ている子どもたちに「やってみる?」と声をかけてみるとニッコリ笑って管理機のハンドルを握りしめてもらったのですが、春夏野菜を植えた時はもとより、これまで何年も経験してきたこともあり中々の腕前の猛者も・・・!そうかと思えば、ハンドルを握り土を耕すことより、作業後にロータリーに絡み付いた根っこや泥や砂を払い落とす作業が好きな子どもたちと分業されているかのようで子どもたちの性格や興味関心の違いを感じられます。一方、僕だけでなく、担任のN先生もW先生も汗だく!N先生は手袋をしているかのように手首まで泥だらけでしたが、顔も泥まみれになり肥料を施しマルチシートを張るところまでできました!これで少々雨が降っても安心です。何はともあれ、こんな風になりながら子どもたちのために日々過ごしてくれています。
2022年09月01日(木) No.3374 (園長日記)

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